ゲインズHC「エナジーのおかげで勝った」
バスケットボール女子日本代表が女子ラトビア代表との国際試合第1戦に臨んだ。町田瑠唯はベンチエントリーしたものの、コンディション不良のため両日ともにプレーはしない。
日本の先発は田中こころ、林咲希、舘山萌菜、髙田真希、渡嘉敷来夢の5人。髙田のミドルで先制した日本は連動したチームオフェンスから田中や宮澤夕貴が3ポイントシュートを射抜いてぺースを握る。ディフェンスの強度も高く7つのターンオーバーを誘発。開始5分、都野七海のドライブに合わせた宮澤がペイントでスコアし16-6とした。しかし、オフェンスリバウンドを奪えど、セカンドチャンスポイントに繋げられないことで失速。ディフェンスの強度は高いもののファウルもかさみ、第1クォーターだけで10本中9本のフリースローを決められたことで20-20と追いつかれた。
第2クォーター早々にセカンドチャンスから3ポイントシュートを許し逆転された日本。それでも再度ディフェンスを立て直すと、白石弥桜と舘山の速攻で逆転し流れを渡さない。すると残り6分、この試合初めてのトランジションスリーを星杏璃が決めたことで勢いに乗る。田中もアーリーオフェンスから3ポイントシュートを射抜くと、朝比奈あずさもセカンドチャンスポイントを挙げてリードを一気に2桁に。こうして攻守の切り替えを素早くしたことでリズムに乗った日本は星が連続で3ポイントシュートを沈め、佐藤のワンマン速攻で締め50-32で試合を折り返した。
後半に入ると、なかなかズレが作れずオフェンスが停滞してしまう。さらにダブルチームを潜り抜けられ、連続で3ポイントシュートを決められるなど、0-13のランを許し点差を1桁に戻された。しかし、ここでスティールから白石の速攻、都野のパスカットから林の3点プレーと、再びトランジションオフェンスで悪い流れを払拭。渡嘉敷のバスケット・カウントも飛び出しハーフコートオフェンスも安定すると、得意のディフェンスから走る流れに持って行ったことで15点リードで最終クォーターを迎えた。
その後、日本はタイムマネジメントに加え、若手中心の布陣で臨んだことにより運動量でラトビアを圧倒。ガス欠に陥ることなく最後まで足を動かし続け、このクォーターを27-17と上回り、最終スコア98-73で勝利した。
日本は前線からプレッシャーをかけ続けラトビアから20ものターンオーバーを誘発。さらに高さで劣るもののリバウンドでも43-37で上回った。コーリーゲインズヘッドコーチは「エナジーのおかげで勝った」と言い、練習の成果が出たと振り返った。
「特にリバウンドと激しいフルコートのディフェンス。ワールドカップ予選からそこの改善が見たかったですが、この三井不動産カップの初戦でその改善が見れたことはうれしく思います。ハイプレッシャーディフェンスは毎日合宿で練習していて、40分間継続することが今日のポイントでした」
日本は全員が8分以上出場し、20分以上プレーしたのは後藤音羽のみ。さらに全員が得点を記録と、文字通り全員バスケを体現した。キャプテンの宮澤もこのように総括する。「今日の試合は誰が出てもハイエナジーでできたことが良かったと思います。19歳から36歳がいる中で、コートに立った人たちがしっかりと自分の役割を全うした結果が今日の結果に繋がったと思います」
明日の14時、横浜BUNTAIにて、日本は再びラトビアと対戦する。
