
ゴンザガ大からNBAへ進み7シーズン活躍、享年29歳
現地5月12日、グリズリーズのブランドン・クラークの死が、リーグとクラブから発表された。享年29歳。死因などの詳細については明らかにされていないが、彼は4月にアーカンソー州の高速道路で蛇行しながら走っていたことで警察に止められ、危険運転と規制薬物に指定されているハーブサプリメントを所持していたことで起訴されていた。
「ブランドン・クラークの悲劇的な死を深く悼む。素晴らしいチームメートであり、それ以上に素晴らしい人物だった。チームやメンフィスの地域社会に与えた影響は決して忘れられない」とグリズリーズはリリースを発表している。
バンクーバーで生まれ、フェニックスで育ったクラークは、サンノゼ州立大からゴンザガ大に移り、八村塁とともにプレーした。八村とは2019年のNBAドラフト同期であり、八村は1巡目9位、クラークは1巡目21位で指名されている。サンダーから指名され、その権利がグリズリーズへと移り、全体2位指名のジャ・モラントとともに2019-20シーズンにデビュー。全体1位指名にザイオン・ウイリアムソンもいる『豊作の年』の21位指名でありながら、若きグリズリーズのシックスマンとして58試合に出場、12.1得点、5.9リバウンドを記録し、モラントとともにオールルーキーチームに選出された。
4年目の2022-23シーズンにアキレス腱断裂の大ケガを負い、1年近く戦線離脱となった。2024-25シーズンはキャリア最多タイとなる64試合に出場するも、今シーズンは膝とふくらはぎのケガに悩まされ、わずか2試合にしか出場していない。
選手会もフレッド・バンブリートとアンドレ・イグダーラの名義で、次のような声明を発表した。「兄弟であるブランドン・クラークの死去を受け、深い悲しみに包まれている。彼の死は我々にとって計り知れない損失だ。ブランドンがキャリアを通じて多くの人に与えた喜び、バスケの枠を超えて築いた友情を、いつまでも心に刻み続ける」