D.J・ニュービルが試合を支配する35得点

ドバイ(アラブ首長国連邦)で開催されている『バスケットボール チャンピオンズリーグ アジア2025』(BCL Asia 2025)にBリーグ王者として参戦した宇都宮ブレックスは、6月12日に行われたセミファイナルでブロンコス(モンゴル)と対戦。93-71と相手を寄せ付けずファイナル進出を決めた。

この試合では序盤から大量リードを獲得し安定した試合運びができた。宇都宮はフィン・ディレイニーやD.J・ニュービルの連続得点で一気にリードを広げると、ベンチメンバーの鵤誠司高島紳司の3ポイントシュートで33-12と第1クォーターで大量リードを掴むことに成功する。このリードで精神的にも優位に立った宇都宮は、ブロンコスが試合中盤に10点差まで詰め寄ってきても崩れなかった。

宇都宮は第4クォーターにも3ポイントシュート攻勢を仕掛け、成功率53.4%と前半ではなりを潜めていた遠藤祐亮を中心に確率を上げたことが大きな収穫となった。蓋を開けてみればニュービルは35得点9アシストの活躍を見せて試合を支配し、宇都宮のファイナル進出に大きく貢献した。

宇都宮は優勝を懸けて、6月13日20時(日本時間14日午前1時)にアル・リヤディ・ベイルート(レバノン)と対戦する。