日清食品リーグ

U18カテゴリーにおける競技環境のさらなる充実を図る

日本バスケットボール協会(JBA)は6月11日、『U18日清食品トップリーグ2025』に出場する男女各8チームのチーム選出基準と、すでに出場が決定した男女各4チームを発表した。それと併せて『U18日清食品トップリーグ参入プレーオフ』を2026年3月より新設する予定であることを発表した。

『U18日清食品トップリーグ2025』へのチーム選出基準は3段階に分けられている。第1基準は前回大会である『U18日清食品トップリーグ2024』の結果から優勝、準優勝、3位、4位の4チームが選出される。第2基準は2025年度インターハイで優勝したチームとなり、残る3ないし4チームに適用される第3基準は、2025年度に開催される各ブロック大会とインターハイの試合結果から算出したチームポイントランキングの上位チームとなる。この結果をU18日清食品トップリーグ審査会が審査した上で、最終的な出場チームの決定となる。

今回発表されたのは以下の男女各4チームとなる。残りの男女各4チームは出場チーム選出基準に準じて、8月初旬に決定される。

男子
福岡大学附属大濠
美濃加茂
福岡第一
東山

女子
京都精華学園
岐阜女子
桜花学園
慶誠

『U18日清食品トップリーグ参入プレーオフ』(仮称)は、上位リーグに繋がる大会環境の整備が設立の目的となっている。『U18日清食品トップリーグ』の5位から8位までの4チームと、『U18日清食品ブロックリーグ』の各グループ優勝8チームの男女各合計12チームが、全都道府県からの部活およびクラブなどの垣根を超えて出場権を争う。

4つのグループに分けられたトーナメント形式でプレーオフは行われ、各グループを勝ち抜いたチームには次回のトップリーグ参加権を、プレーオフを敗退したチームには次回の『U18日清食品ブロックリーグ』への出場権が与えられる。

JBAの三屋裕子会長は「全都道府県で部活動やクラブチームといった垣根を越えて選手たちの夢を育み、バスケットボール競技の裾野が一層広がることを期待し『U18日清食品リーグ』を通じて、世界を沸かす日本バスケットボール界の未来づくりにチャレンジしてまいります」とコメントしている。