三河がワイルドカード争いで大きく前進

B1リーグは4月9日に第30節12試合が行われた。

中地区上位対決となった三遠ネオフェニックスvsアルバルク東京は、三遠が出だしから勢いに乗り、5選手が2桁得点、ロスター全員出場、最長プレータイムが30分未満という盤石な内容で完勝。富樫勇樹、渡邊雄太、田代直希と主力の欠場が相次ぐ千葉ジェッツは仙台89ERSに勝利し、群馬クレインサンダーズが秋田ノーザンハピネッツに敗れたことを受けて東地区2位に浮上した。

シーホース三河はサンロッカーズ渋谷に逆転勝利を飾り、ワイルドカード首位に浮上。前節中地区5位、ワイルドカード4位だった名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、川崎ブレイブサンダースに勝利したこととSR渋谷の敗戦を受けて地区とワイルドカードの順位をそれぞれ1つ上げることに成功した。

西地区は琉球ゴールデンキングスが滋賀レイクスに100点ゲームで快勝し、チャンピオンシップ進出を決めた。

【B1第30節(4月9日)の試合結果】
仙台89ERS 74-84 千葉ジェッツ
秋田ノーザンハピネッツ 66-62 群馬クレインサンダーズ
茨城ロボッツ 80-76 レバンガ北海道
宇都宮ブレックス 78-65 越谷アルファーズ
サンロッカーズ渋谷 65-71 シーホース三河
川崎ブレイブサンダース 70-73 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
横浜ビー・コルセアーズ 56-69 ファイティングイーグルス名古屋
三遠ネオフェニックス 89-67 アルバルク東京
京都ハンナリーズ 74-58 広島ドラゴンフライズ
島根スサノオマジック 72-63 長崎ヴェルカ
佐賀バルーナーズ 81-85 大阪エヴェッサ
琉球ゴールデンキングス 104-73 滋賀レイクス

【第30節終了時点でのB1順位表】
◆東地区
1位:宇都宮(41勝9敗)=マジック3
2位:千葉J(33勝17敗)
3位:群馬(33勝17敗)
4位:秋田(24勝26敗)
5位:北海道(18勝32敗)
6位:越谷(16勝34敗)
7位:茨城(10勝40敗)
8位:仙台(9勝41敗)

◆中地区
1位:三遠(42勝7敗)=マジック4
2位:A東京(36勝14敗)
3位:三河(33勝17敗)
4位:名古屋D(27勝23敗)
5位:SR渋谷(27勝23敗)
6位:FE名古屋(24勝26敗)
7位:横浜BC(22勝28敗)
8位:川崎(14勝36敗)

◆西地区
1位:琉球(37勝13敗)=マジック6
2位:島根(32勝18敗)
3位:大阪(26勝24敗)
4位:京都(26勝24敗)
5位:広島(23勝27敗)
6位:長崎(22勝28敗)
7位:佐賀(17勝33敗)
8位:滋賀(7勝42敗)

◆ワイルドカード
1位:三河(33勝17敗)
2位:群馬(33勝17敗)
3位:名古屋D(27勝23敗)
4位:SR渋谷(27勝23敗)
5位:大阪(26勝24敗)