
琉球は過密日程を乗り越えての地区優勝
B1リーグは4月18日から20日にかけて第33節24試合が行われた。
琉球ゴールデンキングスは4月19日の長崎ヴェルカとの試合を90-80で制し、通算成績を41勝13敗としたところで、2年ぶり7回目の西地区優勝を決めた。2年前には優勝、昨年と3年前には準優勝と安定して結果を出している琉球の強さは今シーズンも盤石で、三遠との開幕戦での敗戦を含め10月は3敗を喫したが、シーズンが進むにつれて新戦力も噛み合った。EASL、天皇杯を含む3月の過密日程も乗り切った。優勝を決めた翌日、長崎との第2戦も岸本隆一を欠きながらもチームの総合力で勝利している。
4月15日にルカ・パヴィチェヴィッチを解任したサンロッカーズ渋谷は20日の川崎ブレイブサンダース戦に勝ち、新体制3試合目で初勝利を挙げた。66-64の2点差、最後までどう転ぶか分からない展開で攻守に集中を切らさずにリードを守りきった。チーム最多の16得点を挙げた田中大貴は「難しい状況にある中で、会場にたくさんの人が足を運んで声援を送ってくださることが本当に大きなパワーになる」と、チームを代表して青山学院記念館に訪れた3959人のファンへ感謝の気持ちを語っている。29勝26敗で中地区5位。すでにチャンピオンシップ進出の可能性はほぼ消滅しているが、チームは困難を乗り越えて最後まで戦う。
東地区2位の千葉ジェッツはレバンガ北海道に2連勝し8大会連続8回目のチャンピオンシップ出場、西地区2位の島根スサノオマジックは2大会ぶり3回目のチャンピオンシップ出場を決めた。
【B1第33節(4月18日)の試合結果】
佐賀バルーナーズ 80-61 島根スサノオマジック
【B1第33節(4月19日)の試合結果】
秋田ノーザンハピネッツ 69-80 宇都宮ブレックス
横浜ビー・コルセアーズ 55-99 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
滋賀レイクス 56-86 アルバルク東京
広島ドラゴンフライズ 85-78 大阪エヴェッサ
レバンガ北海道 81-88 千葉ジェッツ
茨城ロボッツ 76-67 群馬クレインサンダーズ
越谷アルファーズ 88-81 仙台89ERS
京都ハンナリーズ 89-96 ファイティングイーグルス名古屋
三遠ネオフェニックス 72-80 シーホース三河
サンロッカーズ渋谷 68-82 川崎ブレイブサンダース
佐賀バルーナーズ 66-82 島根スサノオマジック
琉球ゴールデンキングス 90-80長崎ヴェルカ
【B1第33節(4月20日)の試合結果】
秋田ノーザンハピネッツ 72-89 宇都宮ブレックス
横浜ビー・コルセアーズ 64-99 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
滋賀レイクス 64-68 アルバルク東京
広島ドラゴンフライズ 76-90 大阪エヴェッサ
レバンガ北海道 81-100 千葉ジェッツ
茨城ロボッツ 57-82 群馬クレインサンダーズ
越谷アルファーズ 64-82 仙台89ERS
京都ハンナリーズ 94-82 ファイティングイーグルス名古屋
三遠ネオフェニックス 73-89 シーホース三河
サンロッカーズ渋谷 66-64 川崎ブレイブサンダース
琉球ゴールデンキングス 87-66 長崎ヴェルカ
【第33終了時点でのB1順位表】★はチャンピオンシップ進出決定チーム
◆東地区
1位:★宇都宮(45勝10敗)=地区優勝
2位:★千葉J(37勝18敗)
3位:群馬(35勝20敗)
4位:秋田(26勝29敗)
5位:北海道(19勝36敗)
6位:越谷(17勝38敗)
7位:茨城(13勝42敗)
8位:仙台(10勝45敗)
◆中地区
1位:★三遠(44勝10敗)=マジック1
2位:★A東京(40勝15敗)
3位:三河(36勝19敗)
4位:名古屋D(32勝23敗)
5位:SR渋谷(29勝26敗)
6位:FE名古屋(27勝28敗)
7位:横浜BC(23勝32敗)
8位:川崎(17勝38敗)
◆西地区
1位:★琉球(42勝13敗)=地区優勝
2位:★島根(35勝20敗)
3位:大阪(28勝27敗)
4位:京都(28勝27敗)
5位:広島(26勝29敗)
6位:長崎(24勝31敗)
7位:佐賀(19勝36敗)
8位:滋賀(7勝47敗)
◆ワイルドカード
1位:三河(36勝19敗)
2位:群馬(35勝20敗)
3位:名古屋D(32勝23敗)
4位:SR渋谷(29勝26敗)
5位:大阪(28勝27敗)