ブラッコ・チャンチャー

キャリアハイのスタッツを残しナゲッツの初優勝に貢献

ナゲッツのブラッコ・チャンチャーが左膝の前十字靭帯断裂の大ケガを負った。

スロベニア代表として活動していたチャンチャーは先日、ギリシャ代表とのエキシビジョンゲームに出場。速攻の場面でディフェンス2人の上から豪快なダンクを叩きこんだが、着地した瞬間に左膝を痛めた。そのまま膝を抱えてコートに倒れこみ、自力では立ち上がれずにスタッフに抱えられてコートを去ったが、前十字靭帯断裂という最悪の結果になった。

2017年のNBAドラフトで2巡目全体49位でナゲッツに加入したチャンチャーは右肩上がりに成長。4年目を迎えた今シーズンは60試合中9試合で先発を務めると、平均14.8分のプレータイムで5.0得点、2.1リバウンド、1.3アシストと、いずれもキャリアハイとなるスタッツを残し、ナゲッツの初優勝に貢献した。ベンチメンバーの中心を担ったブルース・ブラウンとジェフ・グリーンが退団したため、新シーズンはさらなる出場機会増加が見込まれていたが、リハビリに多くの時間を費やすことになりそうだ。

当然ながら、ワールドカップも欠場することに。その結果、スロベニア代表の現役NBA選手はルカ・ドンチッチのみとなった。