ザイオン・ウイリアムソン

ペリカンズは復帰時期に慎重か

右足の骨折により、2021-22シーズン開幕から欠場中のザイオン・ウイリアムソンに関して、ペリカンズが最新情報を発表した。

ペリカンズによれば、ザイオンは痛めている右足に、骨の回復を促進させる効果がある生物学的製剤を注射し、4〜6週間後にあらためて患部の状態を確認するという。

オフのトレーニング中に足を骨折したザイオンに関しては、思うようにリハビリの成果が出ずフラストレーションを溜め込んでしまっている、という情報もある。仮に今回の治療が上手くいったとしても、ペリカンズは今シーズン中の復帰を躊躇するかもしれない。

現在チームは9勝21敗で西カンファレンス14位に低迷している。この分だとプレーイン・トーナメント争いに加わることも難しく、万全ではないザイオンの復帰を急がせる必要はない。

足の骨折原因かどうかは不明だが、ザイオンのコンディショニングに関しては以前から体重を絞るべきとの意見が少なくない。2019年のドラフト全体1位指名でNBA入りを果たした彼は、1年目から即戦力として期待に応え、昨シーズンはオールスターに初選出されたものの、2019-20シーズンは24試合、2年目の2020-21シーズンも61試合とケガによる欠場が多い。

しっかりケガを治して2022-23シーズンを万全な状態で迎えさせるか、それともレギュラーシーズン後半に復帰させて実戦感覚を取り戻させるのか、ペリカンズの判断にも注目が集まる。

https://youtu.be/RgW-kiQxsEw