ラトビアのフィジカルに大苦戦
バスケットボール女子日本代表が女子ラトビア代表との国際試合第2戦に臨んだ。町田瑠唯はベンチエントリーしたものの、コンディション不良のため初戦に続いてプレーせず。
日本の先発は初戦と同じく田中こころ、林咲希、舘山萌菜、髙田真希、渡嘉敷来夢の5人。髙田のミドルシュートで先制した日本だったが、その後は2ポゼッション連続でターンオーバーを喫するなどオフェンスが停滞。さらにディフェンスでもプレッシャーディフェンスをいなされたことでオフェンス優位な状況を次々と作られた。開始約3分で2-10とされ、田中の2本連続3ポイントシュートで食い下がったが、その後もラトビアのフィジカルな守りを攻略できない。オフェンスが機能しないことで前から当たれず、ローテーションが間に合わずに失点と悪循環に陥り、10-22で第1クォーターを終えた。
第2クォーターに入ると、樋口鈴乃がスティールからイージーレイアップを成功させ、舘山萌菜がセカンドチャンスポイントを獲得。さらに佐藤多伽子が速攻を繰り出し、アウトナンバーから林が3ポイントシュートを成功させるなど、ようやく日本の得意な形が出始めたことで反撃。しかし、前がかりになる日本に対しオフボールムーブからマークを外され、イージーシュートを何度も許し、フィジカルで勝るラトビアの前にローテーションが間に合わないなど、ディフェンスの修正が追いつかずに34-40とビハインドを背負って前半を終えた。
館山の3ポイントシュートで後半をスタートした日本はトランジションを繰り出し、リズムに乗ったことで開始3分で逆転に成功。その後、再び追いかける展開が続いたが、前半は低調だった3ポイントシュートに当たりが出始め、4連続で長距離砲を射抜いたことで、56-54とリードして最終クォーターを迎えた。
その後は一進一退の攻防が長く続いた。それでも、日本は開始2分半でチームファウルが4つに達する中、ディフェンスの強度を落とさずに粘り強く失点を防ぐと、宮澤や田中の3ポイントシュートでわずかに前へ。残り1分10秒に3点差に迫られたが、田中がフリースローを確実に沈めてリードを保つと、残り28秒には後藤音羽が値千金のドライブを成功させ、76-69で勝利した。
コーリー・ゲインズヘッドコーチは試合後、出だしの悪さについて言及した。「第1クォーター、相手は私たちを倒そうという明確な目的と強い執念を持って入ってきたのに対し、私たちが目を覚ましたのは第2クォーターになってからでした。第2クォーターでようやく目を覚ましましたが、その時点ですでに『自分たちも勝てる、やれるんだ』という希望を抱かせてしまいました」
そして、接戦を制したことの大切さについても触れ、結果的にこの強化試合が成功だったと総括した。「全体として見れば、私たちにとって素晴らしい学習の機会となりました。若い選手たちを起用し、異なる選手同士の組み合わせを試すことができました。今回の経験は、私たちがここから成長し、学んでいけるものだと思います。勝ちから学ぶこともあれば、負けから学ぶこともありますが、勝ちから学ぶ方が良いに決まっています。全体として私たちが達成すべきことは達成できたと考えています。いくつかの課題も見えましたし、新しい試みもできました。総じて非常に良かったと思います」
