規律を重要視するA東京と、個の力が強力な仙台

平日開催となるB1第28節が4月1日に各地で行われる。

アルバルク東京(30勝16敗、東地区4位)は仙台89ERS(27勝19敗、同6位)とアウェーで戦い、シーホース三河(32勝14敗、西地区3位)は千葉ジェッツ(32勝14敗、東地区2位)とホームで対戦する。

前節に三遠ネオフェニックスに連敗を喫したA東京は、『東アジアスーパーリーグ(EASL)』を挟んで4連敗。EASLのファイナルズでも結果的に勝利を手にできず、事実上の6連敗と波に乗れていない。ケガの影響で出遅れたブランドン・デイヴィスが三遠戦のゲーム1で33得点6リバウンド、ゲーム2では16得点6リバウンドを記録して実力を証明したこと、大倉颯太がゲーム2では13得点を挙げ、ゲームコントロールだけでなく得点面でも貢献したことは今後の好材料となっている。

仙台は前節でリーグ首位の長崎ヴェルカに連敗したものの、ゲーム1は94-99と真っ向勝負で接戦を演じた。得点ランキングトップのジャレット・カルバーの爆発力は依然として大きな武器で、アジア特別枠として今シーズンに加入したセルジオ・エル ダーウィッチは、ゲーム1で24得点10アシスト4スティールとダブル・ダブルの活躍を披露。194cmのエル ダーウィッチはゲームコントロールも任されることがあり、カルバーとともにオフェンスの中核を担っている。

A東京は前節で順位を3位から4位に落とし、仙台も連敗したことでワイルドカード出場枠に届かないジレンマが続いている。ともに落としたくないこの試合は、規律を重要視するA東京と個の力が強力な仙台という構図になっている。

三河は西地区上位のプライドを見せ付けられるか

B1の得点王に3度輝き、今シーズンも平均16.6得点の活躍を見せるダバンテ・ガードナーを擁する三河。彼に頼ってきたオフェンスから脱却し、チームで得点を重ね西地区3位の好成績を残している。個人の主要ランキングに名を連ねる存在がいないことは、誰か一人に頼るのではなく、チームで戦っていることを意味している。日本人スコアラーの西田優大も平均2桁得点力を挙げているように、今の三河は的を絞って守るのが難しいチームに変貌している。

千葉Jは前節のアルティーリ千葉との『千葉ダービー』で1勝1敗。その前の節に続いて下位チームに取りこぼすことが続いているが、前半戦の貯金もあり依然として東地区2位をキープしている。A千葉とのゲーム2では、加入して間もないギャリソン・ブルックスが10得点10リバウンドの活躍でチームに順応。千葉Jはブロック数でリーグNo.1、ディフェンスレーティング(100ポゼッションでの平均失点)はトップ3と、オフェンス重視のイメージを塗り替えるシーズンとなっている。

勝率は同じだが、千葉Jがチャンピオンシップのクォーターファイナルホーム開催権獲得圏内に位置し、三河はワイルドカードでの進出が見込まれている状況。三河としては西地区上位のプライドを見せつけたいところだ。

【B1第28節スケジュール】
■4月1日 19:05ティップオフ
北海道 vs 茨城 @よつ葉アリーナ十勝
仙台 vs A東京 @ゼビオアリーナ仙台
群馬 vs A千葉 @オープンハウスアリーナ太田
千葉J vs 三河 @船橋アリーナ
川崎 vs 越谷 @東急ドレッセとどろきアリーナ
横浜BC vs 宇都宮 @横浜国際プール
富山 vs 琉球 @富山県総合体育センター
三遠 vs 広島 @豊橋市総合体育館
名古屋D vs 秋田 @IGアリーナ
滋賀 vs 佐賀 @滋賀ダイハツアリーナ
京都 vs FE名古屋 @京都市体育館
大阪 vs 長崎 @おおきにアリーナ舞洲
島根 vs SR渋谷 @カミアリーナ