
前半にビッグクォーターを作るも終盤に落とし穴
バスケットボール女子日本代表が『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026予選トーナメント』の2戦目でオーストラリアと対戦した。
日本の先発はハンガリー戦と変わらず町田瑠唯、田中こころ、平下愛佳、髙田真希、渡嘉敷来夢の5人。開始1分半で0-8のランを許すも、ペイントタッチの意識が高くキックアウトから3ポイントシュートを高確率で成功させて食らいつく。それでも、セカンドチャンスポイントやミスマッチなど、高さの不利を突かれたことで18-25で第1クォーターを終えた。
しかし、第2クォーターに入ると日本が反撃を開始。町田が巧みなゲームメークを見せ連動したチームバスケットを展開すると、平下が5連続、山本麻衣が7連続得点を挙げて開始3分半で逆転に成功する。守備でも素早いローテーションに加え、チェンジングディフェンスでオーストラリアを惑わせたことで失点を最小限に留めた。さらに朝比奈あずさのセカンドチャンスポイントや東藤なな子の速攻とスティールなど、それぞれが自分の役割をしっかりと果たしたことでメンバーが変わっても流れを渡さない。こうして攻守が噛み合った日本は平下の3ポイントシュートで締め、30-12のビッグクォーターを作った。
第3クォーターに入りじわじわと点差を詰められる日本。それでも山本が2本連続で強気に3ポイントシュートを沈めて2桁リードを保つ。さらに田中がフリースローで繋ぎ、ラストポゼッションには終了のブザーとともにディープスリーを成功させ、67-58とリードを保った。
しかし、最終クォーターに落とし穴が待っていた。中を締められたことでペイントタッチの機会が減り、オフェンスが停滞してしまう。どうにかインサイドにボールを入れてファウルを誘発していたが、リズムを失ったことで頼みの綱の3ポイントシュートも当たりが来ず、最後までオフェンスの正解を見出せなかった。守備でもオーストラリアに3本連続で3ポイントシュートを決められ守りどころを見失うと、前がかりなディフェンスをいなされ、内外から得点を許した。こうして、アジア王者の波に飲まれた日本は4-23と急失速し、71-81で敗れた。
田中がチームハイの17得点を挙げ、山本と平下が16得点で続き、町田はゲームハイの10アシストを記録した。3ポイントシュートは43.33%(13/30)と目標値を超えたが、最終クォーターは6本すべてを落とした。
トルコとの第3戦は日本時間3月14日の26時30分ティップオフとなる。