Bリーグ

担当者の支援とメンタル不調者の円滑なサポートを目指す

Bリーグは8月19日、「メンタルヘルスケア相談窓口」を開設したことを発表した。窓口対応は国際医療福祉大の橋本和明(教授/公認心理師/臨床心理士)が務める。

同窓口はメンタルヘルス不調となった選手・スタッフでなく、メンタル不調者に対応する「クラブ担当者」を支援するために設けられたもの。Bリーグでは現在、メンタルヘルス不調者が生じた場合、クラブ内の担当者ができるだけ早期に介入し、連携先の専門家とともに対処することを推進しているが、担当者自身の負荷が高まった場合に対処が遅れたり、連携先を含めた適切な介入に至らない状況が想定されうるため、担当者を支援する窓口を開設した。

メンタル不調への対処はクラブ内で完結することを目指すという理由で、窓口の開設は暫定的。リーグは「クラブ担当者の支援とメンタル不調者の円滑なサポートを果たすべく、一定期間設置していく方針」とコメントしている。