「自分の現在地を知りたい」
ホークスのジョン・コリンズは、トレイ・ヤングとともにチームの中心を担う存在だ。
3年目の2019-20シーズンは、NBAと選手会が定める反薬物プログラム規定に違反し、25試合の出場停止処分を科されたが、復帰後からシーズン中断までに出場した41試合で平均21.6得点、10.1リバウンド、1.6ブロックというスタッツを残している。
ルーキー契約からの延長契約時期を迎えるコリンズは、『The Atlanta Journal-Constitution』とのインタビューで、マックス契約での残留を希望した。
「これはビジネス」と理解しつつ、コリンズは納得する条件でのホークス残留を願っている。「自分は、ホークスとのマックス契約に関して主張できる立場を勝ち得たと思っている。ただ、これはビジネスでもある。常に希望するものを得られるとは限らない」
「僕はホークの一員でいたい。チームに残りたい。球団も僕の力を認めてくれていると思うし、成果を見たいと思ってくれているはず。それは僕自身も同じで、自分の現在地を知りたい。ずっと待つことになるよりも、できるだけ早くプレーにだけ集中したい。待つようになってしまうと、例えばケガをしたり、疲れを感じたり、プレーしている時にも精神的な部分が乱れる要因になってしまう。ただ、それもプロのアスリートである以上は仕方がないことだけれどね」