越谷アルファーズ

安齋竜三節が色濃く出た期待のロスターでB1をかき回す

安齋竜三ヘッドコーチが新たに指揮をとった昨シーズン、レギュラーシーズンこそ前年に比べ勝率を落としたものの、プレーオフに向けて仕上げていき、アルティーリ千葉を連勝で退けB1昇格を果たした。

今オフはB1で戦い抜くべく、的確な補強を敢行。まずはアルバルク東京で2番手のガードを務めていた闘将・橋本竜馬を獲得。B1での経験値が高い橋本の加入はポジティブな影響しかないだろう。精神的支柱を担った長谷川智也が退団したこともあり、そのキャプテンシーにも期待がかかる。バックコート陣には四家魁人と榎田拓真という有望な若手選手が加入し、アジア特別枠としてリーグ最長身のカイ・ソットが加入。外国籍選手には、インサイドの強さもありながらパスやアウトサイドシュートにも長けたティム・ソアレスを迎え入れた。

最後のピースとして、安齋ヘッドコーチと宇都宮で共闘した大ベテランのジェフ・ギブスが加入し、B1での初挑戦に向けて楽しみなロスターが揃った。

スタッツ

越谷アルファーズ

予想スタメン

越谷アルファーズ

チームとしては初B1だが、ロスター全員がB1経験者。半数の選手が入れ替わったが、ディフェンスとリバウンドを重視するスタイルは変わらない。むしろ、ソットとソアレスのツインタワーは相手にとって脅威であり、リーグを席巻する可能性も十分にある。井上宗一郎と喜多川修平といった、要所でしっかりと仕事ができる選手が控えていることも強みである。

所属選手一覧

越谷アルファーズ

『獲得FP(ファンタジーポイント)チーム内1位選手』

LJ・ピーク

※FP(ファンタジーポイント)は、選手の活躍度合を計る指標となるポイント。各選手が実際の試合で記録した成績に応じて算出される。

LJ・ピーク
昨シーズンは小寺ハミルトンゲイリーの加入により先発出場が定着し、パワーのあるウイング選手としてアドバンテージを獲得。平均17.4得点、4.2リバウンド、3.2アシストと大活躍した。特にプレーオフでは目を見張る活躍を見せ、大一番における勝負強さが健在であることをアピールした。2シーズンぶりとなるB1での躍動に大きな期待が寄せられる。

【若手選手】

星川堅信

星川堅信
昨シーズンは特別指定選手ながら、プレーオフでも全試合先発を務めた期待のルーキー。フィジカルを生かしたディフェンスでチームを支え、シュートやハンドリングにも長けたオールラウンドなオフェンス能力がある。B1でも変わらず出場機会は多いことが見込まれるため、新人賞も十分に狙える。

【新加入選手】

カイ・ソット

カイ・ソット
昨シーズン、レンタル移籍で横浜ビー・コルセアーズに加入すると、河村勇輝とのコンビでスタッツを量産。25試合中8試合でダブル・ダブルを達成し、キャリアハイの28得点も記録した。ディフェンスにおいてもリムプロテクターを担い、リバウンドでもチームに大きく貢献してくれるだろう。

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