アシスタントコーチ、ヘッドコーチ代行を経てヘッドコーチに

レバンガ北海道が小野寺龍太郎氏の2023-24シーズンヘッドコーチ就任を発表した。

小野寺氏は、2013-14シーズンに埼玉ブロンコスのアシスタントコーチとしてキャリアをスタートした。その後、バンビシャス奈良、埼玉 、信州ブレイブウォリアーズ、山形ワイヴァンズ、島根スサノオマジックを経て2020-21シーズンから北海道でアシスタントコーチを務めてきた。そして、2023年2月からはヘッドコーチ代行としてチームを率いB1残留を果たし、この度ヘッドコーチに就任した。

小野寺氏はクラブを通して「このたび、レバンガ北海道のヘッドコーチに就任いたしました。まずはレバンガ北海道という素晴らしいクラブのHCとして、未来あるチームを率いる機会を与えてくださった折茂代表をはじめ、クラブ関係者の皆様に感謝申し上げます。クラブが掲げる目標達成に向けて、選手、スタッフと共に、チームの規律と結果に辿り着くプロセスを大切にし、遂行力と再現性の高いチームを構築していきたいと思っています。そして、いつも温かく応援してくださる北海道の皆様に勝利をお届けし、より多くの皆様に愛されるチームになれるよう努力して参りますので、引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます」とコメントを発表している。

代表取締役CEO横田陽氏は次のコメントを発表している。「このたび、レバンガ北海道は、B.LEAGUE 2023-24 SEASONにおきまして、小野寺龍太郎氏とHC契約を締結したことをご報告申し上げます。小野寺HCは、2020-21シーズンより、レバンガ北海道のACとしてチームに携わり、これまで歴代HCをサポートする形で戦略・戦術面やスカウティングなどを担ってもらっておりました。昨シーズン後半から前HC退任に伴い、HC代行としてチームの指揮を執ってもらうこととなりました。残留争いという難しい局面での指揮官交代は相当なプレッシャーがあったであろう中、このチームを降格させてはいけないという強い想いで引き受けてくれました。選手たちの特性を活かすために個性や強みを発揮できるスタイルを構築し、より高いレベルでのディフェンス強度を徹底するためのチームルールなど、前HCが積み上げた土台を活かしながらチームをまとめ、結果的にチームをB1残留に導き、HC代行として小野寺氏が率いたHOME勝率は12戦9勝、高い勝率でファン・ブースターの皆様へ勝利を届けてくれました。新シーズンは、これまで積み上げてきた遂行度や再現性をさらに高めながら、よりディフェンスマインドをもった強化を行い、CS進出という目標を掲げ、チームとして戦える組織を構築していきたいと考えております。小野寺HCの手腕に期待していますし、その力が存分に発揮できるよう、クラブとしても全力でサポートしていきたいと思います」