渡邊雄太

6分のプレータイムに留まり、チャンスを生かせず

現地3月5日、ネッツがホームでホーネッツと対戦。序盤から攻守が噛み合ったネッツは前半で70-41と大量リードを奪うと、後半も安定したディフェンスを軸に戦い抜き、今シーズン2番目に少ない失点数に抑えて102-86で勝利した。

ネッツはミケル・ブリッジズが9本すべてのフィールドゴールを成功させ、第1クォーターだけでいきなり19得点の荒稼ぎを見せる。スペンサー・ディンウィディーも2本の3ポイントシュートを含む9得点5アシストを挙げて、36-15のビッグクォーターを作った。

第2クォーターに入ってもネッツの勢いは止まらない。セカンドユニットの時間帯も攻守ともに強度が落ちず、3本の3ポイントシュートを沈めたジョー・ハリスを筆頭に8選手が得点を挙げるバランスアタックで圧倒。守ってはホーネッツの前半のフィールドゴール成功率を34.9%に封じ、リードを29点に拡大した。

後半は3ポイントシュートが2本しか決まらず(11.8%)、フィールドゴール成功率も25.0%とタッチに苦しんだが、後半だけで5ブロックを記録するなど持ち味のチームディフェンスで乗り切り、危なげなく勝利した。

35点リードで迎えた第3クォーター残り3分、渡邊雄太が2月25日のブルズ戦以来、5試合ぶりにコートに立った。渡邊はファーストプレーで左コーナーからアタックし、プルアップを放つ積極性を見せたがこれを決められない。第4クォーター開始1分半には、相手のファンブルしたボールを拾って駆け上がり、右45度からノーマークで3ポイントシュートを打ったがこれもリングに嫌われてしまう。ゴードン・ヘイワードに1on1を仕掛けられた際には抜かれずにシュートを打たせず、ケリー・ウーブレイJr.がアタックした際にはヘルプポジションからボールをはたいてアウトバウンズを誘うなど、ディフェンス面では一定の成果を挙げた。

それでも、この日絶不調だったセス・カリーがフリーの3ポイントシュートを外し、ターンオーバーからイージーレイアップを許すなど、渡邊が出ていた時間帯のリズムは悪く、出場時の得失点はチームワーストの-17を数えた。結局、渡邊のプレータイムは6分に留まり、無得点で試合を終えた。

ネッツはケビン・デュラント、カイリー・アービングらのトレードによって、以前とは全く別のチームとなった。一時期は持ち味のディフェンス力と高確率な3ポイントシュートが評価されクロージングラインナップを務めていた渡邊だが、ウイング陣が充実したことで出番は激減している。ローテーション復帰に向け、少ないチャンスの中でも結果を残したいところだ。