32得点12リバウンド8アシスト2スティール4ブロック
現地3月14日、スパーズはホームでホーネッツを115-102で破った。2日前のナゲッツ戦を足首のケガで欠場していたビクター・ウェンバニャマが復帰し、32得点12リバウンド8アシスト2スティール4ブロックというオールラウンドな活躍でチームに勝利をもたらした。
「前のホーネッツ戦がシーズン最悪の出来だったから、気合いが入っていた」と彼は言う。この時は攻めでは相手の執拗な守備に苦しみ、守りではスピードに振り回された。彼だけでなくスパーズ自体がホーネッツを苦手としており、直近の10試合で9敗と分が悪かった。
「チーム全体としても大きな向上が見られた」とウェンバニャマは言う。「前回はあらゆる面で劣勢だったけど、今回はその逆になった。ただ勝っただけじゃなく、4つのクォーターのうち3つで僕たちが上回ったことが、それを証明している」
ペイントタッチからのキックアウト、3ポイントシュートを多投するホーネッツのスタイルにスパーズは相性が悪かったのだが、この試合では起点となるラメロ・ボールに自由を与えなかった。ファウルトラブルも重なってラメロが機能しなかったことがホーネッツの敗因となった。
そしてスパーズの勝因はウェンバニャマが攻守両面で支配力を発揮したことだ。「足首は問題ない。順調に回復している」と語る彼は、多彩な攻めとサイズを生かしたディフェンスに加えて、プレーメークでも機能した。「それも僕の武器なんだ。僕のプレーメークはボールを持たなくても効果がある。僕が動くことで相手ディフェンスを引き付けてフリーの状況を作り出せるんだ。もちろん、パスでチャンスを作ることもできる。今日はルーク(コーネット)と同時に出る時間帯があって、彼にロブパスを出すのは楽しかったよ」
基本的にコーネットが出場するのはウェンバニャマを休ませる時間帯で、2人のビッグマンが一緒にプレーする機会は少ない。それでもプレーオフで突然、強力なオプションになるかもしれない。
スパーズは67試合を消化し、ウェンバニャマは51試合に出場している。昨年11月にふくらはぎを痛めたが、そこで1カ月弱を欠場して以降はコンスタントにプレーし続けている。シーズン終盤で疲労も溜まる時期、上位にいるスパーズは彼をもっと休ませてもいいのかもしれない。だが、1試合だけの欠場で復帰したのはウェンバニャマ自身の希望でもあった。
「意外かもしれないけど、シーズン終盤に多くの試合を欠場するのはコンディション維持の観点では好ましくはないんだ」と彼は言う。「このチームのスタッフはあらゆるデータを用いて、出場すべきかどうでないかを判断する。個人的にはすべての試合に出たいけど、僕は彼らを完全に信頼しているよ」
