
「自信を持って打てる形に持っていく駆け引きだった」
現地3月7日、サンダーはホームでウォリアーズと対戦した。前半はアシスト16に対してターンオーバーわずか4つ。人とボールが連動してチャンスを作り出し、3ポイントシュートを20本中11本決めて、67-54とリードを奪った。
ウォリアーズはクリスタプス・ポルジンギスが復帰したものの、病気から復帰したばかりで試合のリズムを取り戻す段階。ステフィン・カリーとジミー・バトラーの穴を埋めるモーゼス・ムーディーやディアンソニー・メルトンもケガをしており、サンダーは余裕を持った試合運びができた。
それでも後半にウォリアーズは意地を見せる。ドレイモンド・グリーンがディフェンスを統率し、ポルジンギスとギー・サントスがリバウンドで強さを発揮。これに対してサンダーは第3クォーターだけでターンオーバー5つを記録。19-29で点差を詰められ、第4クォーターも苦しい時間帯が続いた。
第3クォーターの19得点に続き、第4クォーターも18得点とサンダーのオフェンスは勢いを失った。後半は3ポイントシュートが22本中4本成功と決まらず、インサイドでも点が取れない。それでも勝負どころに差し掛かると、まずはリバウンド、次にディフェンスのギアを上げ、ウォリアーズにも得点を与えないことで、わずかながらリードを保った。
残り50秒、コート中央でボールを持つシェイ・ギルジャス・アレクサンダーをグリーンがマークする。勝負を託されたアイソレーションの場面で、シェイは右へのサイドステップでわずかなズレを作り出し、グリーンのタイミングを外して放った3ポイントシュートを決めた。これでサンダーが102-97とリードを広げ、そのまま逃げ切った。
One word: clutch. pic.twitter.com/o2LSSgWr9T
— OKC THUNDER (@okcthunder) March 8, 2026
シェイは27得点5リバウンド5アシストを記録。ウォリアーズの組織ディフェンスに思ったような攻めをさせてもらえない試合となったが、フリースロー14本で得点を繋ぎ、勝負の懸かった場面で流石のクラッチ力を見せた。
「自分が自信を持って打てる形に持っていく駆け引きだった」とシェイは語る。「その選択肢を増やす努力をずっとやってきて、今では相手がコートのどちら側に追い込んできても、僕はシュートを打てる。ドレイモンドは僕を右に追い込んだ。それであの位置を選び、自信を持ってステップを踏んでシュートを打った。決まるか外れるかは別として、あれは自信を持って打ったシュートだ。今回は幸運にも決まってくれたよ」
カリーもバトラーもいない相手に苦戦を強いられたが、シェイは「僕らにとって良い経験になった」と、苦しい展開でも集中を切らさずに戦い続けた点をプラスに受け止めた。
「勝利をつかむには、攻守両面で完璧なプレーが求められる。重要な試合になればなるほど、終盤のわずかな差が勝敗を分ける。そこではファンダメンタルを忠実に守り、正しく遂行した側が勝つもので、今日の僕たちはそれができた。レギュラーシーズンにこういう経験を積むことが、この先の僕らの力になる」
これでサンダーは50勝に一番乗り。シーズン中盤になってペースを落としてはいるものの、勝負どころをきっちり締めることで首位をがっちりと守っている。