レギュレーション変更の天皇杯でも活躍が期待される

琉球ゴールデンキングスは6月24日、アレックス・カークとの2025-26シーズンにおける選手継続契約の締結を発表した。

アメリカ出身、現在33歳のカークは211cm114kgのセンター。2017-18シーズンにアルバルク東京に加入すると主力選手としてチームの連覇に貢献した。2023-24シーズンに琉球へ移籍をすると2024年には日本国籍を取得して帰化選手枠でエントリーが可能となった。これにより琉球のプレーオプションが増えてチームとして安定的な強さを誇る原動力となっている。来シーズンの天皇杯ではアジア枠が撤廃されてアジア枠の選手は外国籍選手扱いとなるが、帰化枠の選手は日本人選手同様の扱いとなる。外国籍選手のオンザコートルールも『1』に変更されるため、帰化選手ではなくアジア枠を利用して選手を抱えるクラブよりロスターを有効に利用できるため、活躍が多いに期待される。

カークはクラブを通じて「家族とともにこの素晴らしいチームと組織の一員として、2025-26シーズンも共に歩んでいけることをとても嬉しく思います。Bリーグ、EASL、天皇杯、それぞれの舞台で優勝を目指して挑戦を続けていきます」とコメントしている。

■琉球2024-25シーズンロスターの契約状況(2025年6月23日14時時点)

【継続】脇真大 、岸本隆一小野寺祥太松脇圭志荒川颯ウィタカケンタアレックス・カーク
【退団】植松義也(大阪エヴェッサに移籍)、伊藤達哉(広島ドラゴンフライズに移籍)
【未発表】ヴィック・ローケヴェ・アルマ崎濱秀斗ジャック・クーリー平良彰吾