初のチャンピオンシップ出場に大きく貢献

群馬クレインサンダーズは6月9日、トレイ・ジョーンズとの2025-26シーズンにおける選手継続契約の締結を発表した。

アメリカ出身、現在34歳のジョーンズは196cm98kgのスモールフォワード。欧州クラブやGリーグでのプレーを経て2018-19シーズンに千葉ジェッツに加入した。当時のオンザコートルールの影響で出場機会が限られたが、2020-21シーズンに加入した群馬ではエースとして活躍をし続けている。今シーズンは抜群の1on1スキルで得点を量産し、出場した4分の1の試合で20得点以上を記録した。大事な場面でのクラッチシュートやチームハイのアシストが証明するように冷静な状況判断が武器で、群馬を初のチャンピオンシップに導いた。

ジョーンズはクラブを通じて「初めてのチャンピオンシップ出場という歴史を創りましたが、私たちの目標はチャンピオンシップ出場のはるか先にあります。チームを新たな高みに押し上げて優勝を目指し、ともに築いた素晴らしい成長をさらに大きくすることにワクワクしています」と来シーズンに向けての期待をあらわにした。

■群馬2024-25シーズンロスターの契約状況(2025年6月9日16時時点)

【継続】辻直人藤井祐眞コー・フリッピン細川一輝トレイ・ジョーンズ淺野ケニー
【退団】八村阿蓮(神戸ストークスに移籍)、野本建吾(川崎ブレイブサンダースに移籍)、菅原暉(秋田ノーザンハピネッツに移籍)、マイケル・パーカー
【自由交渉選手リスト公示】ケーレブ・ターズースキー
【未発表】ヨハネス・ティーマン