クリスタプス・ポルジンギス

月間3ポイントシュート成功率が50%超える好調ぶり

現地1月29日、セルティックスはブルズに122-100で快勝した。この試合、チームを牽引したのはクリスタプス・ポルジンギスで、3ポイントシュート14本中8本成功を含むシーズンハイの34得点、さらに11リバウンド3アシスト3スティールの大暴れだった。

加入2年目のポルジンギスは、NBAファイナルで負った故障の影響が長引きシーズンデビューが11月末と出遅れた。復帰当初はシュートタッチに苦しんでいた部分もあったが、試合を重ねる毎に調子を上げている。1月の月間成績を見ると12試合出場で平均20.5得点、7.9リバウンド。特質すべきは3ポイントシュート成功率で、1試合平均6.1本を放って50.7%と高確率であることだ。

地元メディアの『NBC Sports Boston』によると、ポルジンギスは「正直に言って、ここ5試合から7試合にかけて、シュートをよりスムーズに感触良く打てている。好調の理由はそれだけだ。良い状態でシュートが入り、楽しんでプレーできている。今夜は良い夜となった」と語る。

また、自身のコンディションについて、確かな手応えを強調する。「僕は常に充実した夏を過ごすことができれば、良いスタートをきれるんだ。今年はリハビリで、そういう夏を過ごすことができなかったので、調子を上げていくのに時間がかかると思っていた。だが、実際はみんなが見ての通りだ。今、本調子でプレーできている」

開幕20勝5敗と好スタートを切ったセルティックスは、その後は勝ったり負けたりを繰り返しての33勝15敗と貯金を増やせずにいる。だが、見方を変えれば今シーズンここまで連敗は1度のみ。今回も前の試合でロケッツに112-114で劇的な敗戦を喫した後で、しっかりと勝ち切った。

ポルジンギスは、「優勝を狙うチームは連敗してはいけない。毎回、僕たちは負けた後、しっかり立て直すことができている。僕たちは優勝できる力を持っており、それを今年を再び証明しないといけない」と、チームの底力に自信を見せる。

長いシーズンに浮き沈みは付き物で、今のセルティックスは我慢の時期と言える。そんな中、チームが崩れずにいられる大きな要因の一つは、ポスジンギスの貢献にある。