ジョシュ・ギディー

「嵐をうまく乗り切って、やり返すことができた」

サンダーは現地26日にホームでペリカンズと対戦。一時は20点の大量リードを奪いながら第4クォーター途中にひっくり返される逆境に陥ったものの、持ち前の勝負強さを発揮して119-112で競り勝った。これでサンダーはシーズン通算成績を5021敗とし、2015-16シーズン以来となるレギュラーシーズン50勝をマークした。

1クォーターを互角で終えた後、第2クォーターにサンダーのオフェンスが爆発する。シェイ・ギルジャス・アレクサンダーの10得点を筆頭にしたバランスの取れた攻めで、フィールドゴール22本中16本成功と高確率でシュートを決め続け、40-24のビッグクォーターを作る。

後半に入ってもサンダーの勢いは止まらず、第3クォーター残り7分半にはアレクサンダーの得点で86-66と突き放す。しかし、ここからペリカンズの猛追を許してしまう。ザイオン・ウィリアムソン、CJ・マッカラムの2大エースの得点で息を吹き返したペリカンズに第4クォーター残り6分に逆転を許し、残り3分で5点のビハインドを追ってしまう。

だが、サンダーはここからウェスタンカンファレンスで首位争いをするチームの底力を見せる。残り1分半、アレクサンダーが3ポイントシュートを沈めると、直後のポゼッションでスティールを奪い、そこからルーゲンツ・ドートが3ポイントシュートを決めて再逆転。残り2分半から12-0のランとここ一番で圧倒して激闘を制した。

サンダーのマーク・ダグノートヘッドコーチは、見事なカムバックを見せた選手たちをこう称える。「今夜のような形でリードを失ったことはこれまでなかったと思う。だが、試合では色々な状況に対応しないといけない。とても勢いに乗っていた相手に対し、厳しい状況の中で選手たちは素晴らしいタフネスと冷静さを見せてくれた」

25得点9リバウンド4アシストを挙げたジョシュ・ギディーは、劣勢の場面でも落ち着いてプレーできたと語る。「僕たちはメンタルタフネスを示し、落ち込むことなく対抗した。良いオフェンスをして試合の流れを自分たちに戻した。20点のリードを失いたくはないけど、NBA選手は連続得点が可能な能力の持ち主だ。嵐をうまく乗り切って、やり返すことができた」

そして、「僕たちはひるまない。良い時も悪い時も平常心を保ってプレーしないといけないんだ」と、現在の好成績を導いている自チームの安定感に大きな自信を見せる。

サンダーといえば上位チームでは随一の若手チームで、先発5名の平均年齢は22.6歳。これは現在、行われているNCAAトーナメントでベスト16に進出している名門ノースカロライナ大の22.2歳と大差ないと話題になった。しかし、若さ故のもろさを全く感じさせない強さを持っていることを、この試合で改めて示した。