高島紳司

高島は先日の島根戦で28得点を挙げ勝利の立役者に

大阪エヴェッサは、高島紳司と飯尾文哉が3月9日の富山グラウジーズ戦を最後に、特別指定選手としての活動を終了し退団することを発表した。

大東文化大3年、大阪府出身の高島は191cm81kgのシューティングガード。昨シーズンに続き、今シーズンも特別指定選手して大阪でプレーした。特別指定ながらロスター入りを果たすと、今シーズンは12試合に出場して2試合で先発し平均プレータイム19.0分で6.2得点を記録。12月の川崎ブレイブサンダーズ戦では3ポイントシュート5本を含む、フィールドゴール9本すべて成功の23得点を挙げると、3月6日の島根スサノオマジック戦でも3ポイントシュート7本中6本成功を含むキャリアハイの28得点を記録して、チームの連敗脱出の立役者となった。

他にもサンロッカーズ渋谷でプレーしていた日本体育大2年の小川麻斗も特別指定選手としての活動を終え退団することが発表された。福岡県出身の小川は西福岡中から福岡第一へと進み、同級生の河村勇輝との2ガードで活躍し、あらゆる大会で日本一を獲得。昨シーズンはB2のライジングゼファー福岡でプレーし、今シーズンはSR渋谷で3試合に出場した。

小川はクラブを通じて「とても貴重な経験をさせてもらい、多くのことを学ばせていただくことができました。この経験を活かして大学でもまた頑張っていきたいと思います。また来シーズン更に成長した姿を見せれるように頑張っていきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」とコメントを発表している。

先日、横浜ビー・コルセアーズでプレーする東海大2年の河村は、大学を中退してプロへ転向することを発表したが、特別指定選手としてBリーグでプレーする大学生たちはそれぞれの大学に戻り新チームでの活動に励んでいく。