ケリー・ウーブレイJr.

指揮官「火がついたケリーを止めるのは難しい」

現地1月5日、ホーネッツがピストンズと対戦し、140-111で勝利した。

ホーネッツは第1クォーターから7本の3ポイントシュートを成功させて37-19で終えると、第2クォーター以降も2桁のリードを維持して勝利した。

ホーネッツはこの試合でフランチャイズ記録となる3ポイントシュート24本(42本中)を記録。特にケリー・ウーブレイJr.は、ベンチから出場してキャリアハイとなる9本(14本中)の3ポイントシュート成功を含む32得点を記録して勝利の立役者となった。

そして、特筆すべきは成功させた9本の3ポイントシュートのうち8本を第4クォーターに決めたことだ。クラブによると、第4クォーターに8本の3ポイントシュートを決めた選手は、マイケル・レッドとウーブレイJr.の2人しかいないという。

ウーブレイJr.は試合後に「神様と準備、そしてチームメートのおかげだよ」と仲間への感謝を語った。「今日はチームで39アシストもあった。アンセルフィッシュな仲間たちとプレーしているおかげで、僕はストレッチを続けることができた。特別なことをしたわけじゃなくて、いつも通り戦っただけさ」

ホーネッツの指揮官ジェームズ・ボーレゴは「火がついたケリーを止めるのは難しい」とウーブレイJr.についてコメントした。「彼が楽しそうにプレーする姿、幸せそうな姿、そして自信に満ちたプレーを見られるのは素晴らしいことだ。彼は第4クォーターで大活躍したし、私たちの仲間は彼を支え続けた」

ウーブレイJr.はウォリアーズに所属した昨シーズンから平均プレータイムが約2分減っているものの、16.2得点(昨シーズンは15.4得点)、そして3ポイントシュート成功率はキャリアハイの36.7%(昨シーズンは31.6%)を記録するなど、数字を伸ばしている。

ボーレゴコーチは今シーズンのウーブレイJr.の活躍は、シックスマン賞に値するとコメントした。「候補者全員を把握しているわけではないけど、もし自分に投票権があれば彼に投票する。有能なプレーヤーは何人もいるけど、ケリーはその中の一人になるはずだ」