レブロン・ジェームズ、ケビン・ラブは調整のため14分出場
現地10月5日、昨シーズンの王者キャバリアーズが本拠地クイックン・ローンズ・アリーナでマジックとのプレシーズンゲーム初戦を行ない、117-102で勝利した。
先発のカイリー・アービングとトリスタン・トンプソンは揃って欠場したが、ヘッドコーチのティロン・ルーはレブロン・ジェームズとケビン・ラブに14分の出場機会を与え、ジェームズは7得点6アシスト、ラブは8得点4リバウンドを記録。調整という意味合いもあっただろうが、ジェームズがパス優先のファシリテーターを担った要因は、2年目のジョーダン・マクレーのシュートタッチが好調だったからだろう。
マクレーは25分の出場でフィールドゴール13本中8本、3ポイントシュートも3本中2本を成功させ、ゲームハイの20得点を記録。若手中心にリードを広げて勝負を決めた第3クォーター終盤、マクレーは2016プレーオフ東カンファレンス決勝でキャブズの前に立ちはだかった、当時ラプターズ所属のビズマック・ビオンボ越しにダンクを決め、ホームファンを沸かせた。
Can't stop, won't stop.@jordymac52's 20pts have the squad up 97-69 heading into the fourth.#CavsMagic BOX: https://t.co/cEC11EsDu5 pic.twitter.com/G5pHI0Rk3q
— Cleveland Cavaliers (@cavs) October 6, 2016
だがマクレーは、「これがレギュラーシーズンの試合なら、点を決めるのは自分の仕事ではないから」と、謙虚に試合を振り返った。
「チームはレブロンとアービングに依存する。もしオープンな状態でシュートが打てるなら、その時は打つかもしれないけれどね」
キャブズは試合開始から14本中11本のシュートを成功させたにもかかわらず、第1クォーターを終えた時点ではわずか10点リード(31-21)と、マジックを攻めあぐねた。
試合が大きく動いたのはキャブズが68-42で迎えた第3クォーター。じわりじわりと点差を縮めるマジックに対し、キャブズは残り4分48秒から14-6の猛攻を決め、リードを31点(97-66)にまで広げ、勝利を確実なものにした。
マクレーのほか、キャブズでは新人のケイ・フェルダーが14得点で勝利に貢献。若手の活躍によりプレシーズン初戦をモノにしている。