杉浦佑成

東GM「サイズがある選手にも関わらず、高確率で3ポイントを決めます」

三遠ネオフェニックスが杉浦佑成の獲得を発表した。

杉浦は196cmのスモールフォワード。福岡大学附属大濠から筑波大へと進み、現在NBAに挑戦している馬場雄大とともにインカレ3連覇を達成した。大学3年時に特別指定選手としてサンロッカーズ渋谷に入団し、その後はプロ契約を結んで、計4シーズンプレーした。

さらなるプレータイムを求めて島根に移籍した今シーズンは、チームの中心を担い、出場した53試合中49試合で先発を務めた。平均21.4分のプレータイムで6.8得点、2.3リバウンド、1.3アシストを記録するなど、主要スタッツのほとんどでキャリアベストの数字を残した。

西川貴之が左肩関節前方脱臼、左肩関節唇損傷により長期欠場となり、サーディ・ラベナも右第4指中手骨斜骨折の重傷を負うなど、今シーズンの三遠は2番、3番でプレーする主力選手の離脱に苦しめられた。東英樹GMが「高校、大学と絶えず『日本一』になることを目標とするチームにおいて、ポイントゲッターとして絶えずその責任を全うし優勝に導いて来た選手です。日本人の中ではサイズがある選手にも関わらず、高確率で3ポイントを決めます」と紹介しているように、このポジションを補強できたことは大きな前進と言える。

杉浦はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「伝統あるこのチームでプレー出来ることを嬉しく思います。日々成長しながら、自分の良さをコート上で表現していきます!」