ラマーカス・オルドリッジにもトレードの可能性
スパーズのシューティングガード、デマー・デローザンがインスタグラムの投稿を削除したことで、トレードの噂が流れている。これには理由があり、前回投稿が削除された後には、デローザンはカワイ・レナードと交換でラプターズからスパーズへトレードされた。
スパーズは現在6勝11敗とスタートダッシュに失敗。デローザンは1試合平均22.1得点、フィールドゴール成功率53.0%と昨シーズンよりスタッツを伸ばしているが、それがチームの勝利に繋がっていないのが現状だ。
デローザンは過去にヒートやピストンズへの移籍が取り沙汰されたこともある。レナード退団をきっかけに勝てなくなったスパーズがチーム再建へと完全に舵を切れば、デローザンを、さらにはラマーカス・オルドリッジまで放出することも十分に考えられる。2人とも2021年以降の契約は結んでいない。
2人の獲得を狙っているとされるのがヒートだ。オールスターフォワードのジミー・バトラーを中心に、若手の活躍も重なり、現在11勝4敗で東地区3位につけているヒートは、さらなる躍進のために補強に動く可能性がある。実績十分のデローザンやオルドリッジであれば、確実な戦力アップに繋がる。
もっとも、トレードとなればスパーズはケンドリック・ヌンかタイラー・ヒーローを要求するだろう。いずれも今シーズン開幕から絶好調でチームの躍進の立役者となっている若手で、彼らを失うのも惜しい。ヒートのパット・ライリーGMとしては腕の見せどころとなる。