秋田の後半の3ポイントシュート成功率は8.7%
秋田ノーザンハピネッツが先勝して迎えた京都ハンナリーズとの第2戦。秋田は第1クォーターだけで7本のターンオーバーを誘発したように強度の高いディフェンスで主導権を握る。ヤニー・ウェッツェルがインサイドで強さを見せて8得点を挙げ、髙比良寛治が2本の3ポイントシュートを沈めて20-16とリードすると、突破力を生かしたキアヌ・ピンダーがドライブや速攻で得点を重ね、3ポイントシュートも射抜いて勢いに乗る。京都のフィニッシュがリングに嫌われ続けたこともあり、攻守が噛み合った秋田は第2クォーター開始から約4分間で15-2のビッグランに成功し、最大17点のリードを奪った。
しかし、京都のゾーンを攻略できず単発なオフェンスが続くと、インサイド陣が全員2ファウルとなり失速していく。そして小川麻斗、ジョーダン・ヒースに3ポイントシュートを許すと、ラストポゼッションでもアンジェロ・カロイアロにフリースローを決められリードを1桁に戻されて前半を終えた。そして、後半に入っても長距離砲に当たりが来ないことでゾーンに対する答えが見いだせない。秋田は第3クォーターに放った9本の3ポイントシュートがすべて外れ、ゴール下にボールを入れてもインサイドを絞る京都のディフェンスの前にフィニッシュが決まらなかった。こうしてオフェンスが沈黙すると、カロイアロや小川に連続得点を許し、8-29と一気に逆転された。
オープンを作っても3ポイントシュートが入らない秋田はオフェンスがうまくいかないことでディフェンスもソフトになる悪循環に陥った。一方京都はジョーダン・ヒースやカロイアロが高確率で長距離砲を決めていくと、効果的なゾーンディフェンスでリードを拡大。残り4分42秒、カロイアロが2本のフリースローをしっかりと成功させ、リードを20の大台に乗せて最終スコア86-63で勝利した。
秋田の3ポイントシュート成功率は13.6%に留まり、特に後半は8.7%(2/23)と低調に終わった。一方の京都は46.2%(12/26)と終始高確率で、さらにフリースローも20本すべてを成功と、効率の良い得点の取り方をした。
秋田のミック・ダウナーヘッドコーチは第2クォーターの悪い終わり方が京都に自信を与えたと振り返りつつ、攻守のバランスについて言及した。「オフェンスが悪くてディフェンスに影響したり、ディフェンスが悪くてオフェンスに影響したり、そういうことがバスケットボールにはよくあります。やはり強いチームというのは、片方の調子が悪くても、もう片方のほうで辛抱強く試合の流れを崩さずに持っていくことができるチームだと思います。残念ながら私たちはそれができなかったです。ディフェンスでしっかり安定して崩れずにやっていくことが、自分たちの課題だと思います」
最大17点リードを守り切れなかった秋田。今シーズン初の連勝はおあずけとなった。
