
得点効率の差でセカンドチャンスポイントで上回る
バスケットボール女子日本代表が『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026予選トーナメント』の4戦目でカナダ代表と対戦した。
日本は町田瑠唯に代わり東藤なな子が先発に名を連ね、田中こころ、平下愛佳、髙田真希、渡嘉敷来夢の5人でスタート。町田は何かしらのアクシデントがあり、この試合に出場できなかった。
高田のミドルシュートで先制した日本は、東藤がオフェンスファウルを誘発とまずまずのスタートを切る。しかし、すべてのマッチアップがミスマッチになる状況で何本もオフェンスリバウンドを奪われ、インサイドを攻め込まれたことで劣勢が続いた。それでも、山本麻衣が個人で打開し、12得点の荒稼ぎを見せて18-21と追い上げた。
第2クォーターに入ると、強度を上げたディフェンスから徐々に流れを引き寄せると、平下の3ポイントシュートで追いつき、宮澤夕貴のトランジションスリーも決まり逆転に成功した。その後0-9のランを受けるも、落ち着きを取り戻して39-39と同点で前半を終えた。
鬼門の後半、日本は引き続き強度が下がらず、粘り強いディフェンスで失点を最小限に留める。オフェンスでもそれぞれが強気に攻めることで的を絞らせなかった。2ポゼッション以内で点差が推移する中、山本のフリースローで締めた日本が54-50とリードして最終クォーターを迎えた。
開始1分半で同点に追いつかれるも、すぐに平下がコーナースリーを決めるなど、これまでと違い強気な姿勢が崩れない。そして、一進一退の攻防が続く中で今野紀花が違いを生んだ。オフェンスリバウンドに飛び込みポゼッションを確保すると、合わせからゴール下を決める。さらに直後にも強気に3ポイントシュートを射抜き、価値ある5連続得点を挙げた。そして4点リードで迎えた残り29秒、何度もオフェンスリバウンドを奪われ約50秒間ディフェンスが続く中、高田が値千金のオフェンスファウルを誘発し、そのまま66-62で逃げ切った。
山本がチームハイの16得点を挙げ、田中が14得点、平下が12得点で続いた。オフェンスリバウンドは13-26と大きく水をあけられたが、粘り強いディフェンスと効率の良さでセカンドチャンスポイントは15-14と上回った。
ハンガリーがアルゼンチンに延長戦の末勝利したため、日本はこの試合に負けた時点で予選敗退だった。しかし、ここで意地を見せ、他のチームの結果次第となるが予選突破に望みをつなげた。運命のアルゼンチン戦は17日、20時半ティップオフとなる。