Bリーグ全体で2位となる平均1.4ブロックショット

群馬クレインサンダーズは、エージェー・エドゥと2025-26シーズンの選手契約(新規)が基本合意に達したことを発表した。

キプロス出身、現在24歳のエドゥは208cm105kgのセンター兼パワーフォワード。アメリカのトレド大を経て、2023-24シーズンに富山グラウジーズでプロキャリアをスタートさせたが、2023年11月に半月板を損傷しシーズン早々に離脱した。今シーズンは長崎ヴェルカに加入し、59試合中51試合に先発出場、平均22.20分のプレータイムで5.6得点、6.0リバウンドを記録した。リーグ登録国籍はフィリピンで、『FIBAバスケットボールワールドカップ2023』のフィリピン代表にも選出されていた。

エドゥはクラブを通して以下のようにコメントしている。「群馬クレインサンダーズという素晴らしいクラブの一員になれることを、心から嬉しく思います。この新たなチャプターを、ここ群馬でスタートできることにワクワクしていますし、すでに皆さんと出会える日が待ち遠しいです。コートでは全力を尽くし、チームの勝利に貢献できるよう、ひたむきに戦います。ファンの皆さん、どうか温かく迎えてください。そして、一緒に特別なシーズンを創っていきましょう!」

クラブはエドゥに対して、「並外れた運動量と闘志で、常にチームにエネルギーをもたらしてくれる存在です。昨シーズンは、Bリーグ全体で2位となる平均1.4ブロックショット、そして6リバウンドという数字が証明する通り、圧倒的なディフェンスの強度で存在感を発揮しました。彼の加入は、我々が掲げる『ディフェンスとリバウンドの強化』の大きな一手となります」と語り、ディフェンスとオフェンスの両面において高い遂行力を誇る、理想的なプレーヤーと評価した。また、ハードワークやハングリー精神、自己犠牲の姿勢が、チームの意識やクラブカルチャーをさらに高めてくれると期待を寄せている。

■群馬2024-25シーズンロスターの契約状況(2025年6月16日15時時点)

【継続】辻直人藤井祐眞コー・フリッピン細川一輝トレイ・ジョーンズ淺野ケニー
【退団】八村阿蓮(神戸ストークスに移籍)、野本建吾(川崎ブレイブサンダースに移籍)、菅原暉(秋田ノーザンハピネッツに移籍)、マイケル・パーカー
【自由交渉選手リスト公示】ケーレブ・ターズースキー
【未発表】ヨハネス・ティーマン
【新規契約】エージェー・エドゥ(長崎ヴェルカから移籍)