福島ファイヤーボンズ

菅野「素晴らしい歓声の中でプレーしたことは一生忘れません」

福島ファイヤーボンズは4月24日、佐藤星来菅澤紀行山内翼菅野翔太伊集貴也田渡凌エルジン・クックミカエル・ホプキンスラポラス・アイヴァナーカスとの選手契約が6月30日付で満了することを発表した。9選手は4月24日付けでBリーグの自由交渉リストに掲載されている。

福島は24勝36敗、東地区5位に終わった昨シーズンを受けて「今度こそプレーオフへ」という強い意志を持って今シーズンをスタート。しかしシーズンを通してケガ人が絶えず、15勝45敗(東地区最下位)、勝率’250というクラブワースト記録でシーズンを終了した。

このような事態を受けて、西田創代表取締役社長は山根謙二GMとの契約を満了し、京都ハンナリーズのGMとして腕をふるった福島県出身の渡邉拓馬を招聘。4月21日にクラブ公式サイトに公開された来シーズンの意向表明で、西田代表取締役社長は「新チームの編成につきましてはすでに渡邉氏と協議をしております」と説明している。

今回の契約満了に際し、2020-21シーズンより福島でプレーしていた菅野は「例年になく勝てないシーズンでブースターの皆様には本当に辛い思いをさせてしまったシーズンでした。ホーム、アウェー共に皆様の声援があったからこそチーム全員で最後まで戦い抜くことができました。ボンズアリーナであの素晴らしい歓声の中でプレーしたことは一生忘れません。本当にありがとうございました!」とメッセージを寄せている。