レブロン・ジェームズ

写真=Getty Images

ロケッツを撃破したレイカーズ、勝率5割に復帰

西カンファレンス10位でレギュラーシーズン残り25試合に突入したレイカーズは、6年ぶりのプレーオフ進出に向け、とにかく勝利を必要としている。例年よりも早い時期に『プレーオフモード』に切り替えたレブロン・ジェームズがチームを勝利に導いた。

2月21日にステイプルズ・センターでロケッツと対戦したレイカーズは、第3クォーターに19点(60-79)を追う展開となったものの、終盤の猛攻で逆転に成功。111-106で勝利を収め、勝率を5割(29勝29敗)に戻した。

レブロンは、後半だけで16得点の活躍。レイカーズは、第4クォーター中盤からの6分間で17-4のランを決めたのだが、そのうち8得点はレブロンが記録したものだった。

試合後のレブロンは「今はこのレベルのプレーが必要なんだ」とコメント。レブロンは、試合を通じて29得点11リバウンド6アシストで勝利に貢献した。

27得点13リバウンドを記録したブランドン・イングラムについて聞かれたレブロンは、「彼はチームにとって特別な存在なんだ。今日のようにリバウンドを奪えたら、彼のプレーに良い影響が出る」と語った。

レブロンは昨年末に鼠蹊部を痛め、2月上旬まで欠場が続いたが、今は問題ない様子。「状態は良いよ。これからどんどん良くなっていく。今日は、正しい方向に進むための第一歩だ」

同日カンファレンス9位のキングスがウォリアーズに敗れたため、ゲーム差は1に縮まった。2月は、西の下位グリズリーズ、ペリカンズとの3試合を残しているだけに、全部に勝って勢いをつけ、3月1日にホームで行われるバックス戦に臨みたい。