
日本代表でも活躍し、今年の1月には結婚を発表
ENEOSサンフラワーズは5月15日、宮崎早織が2025-26シーズン限りでの現役引退をすることを発表した。
埼玉県出身、現在29歳の宮崎早織は167cmのポイントガード。聖カタリナ学園からJXサンフラワーズ(現・ENEOSサンフラワーズ)に加入。どんな時にも揺らがないプレーヤーになるように『ユラ』というコートネームが付けられる。ENEOSではWリーグや皇后杯制覇と輝かしい成績を残し、日本代表としても、2021年に開催されたFIBA女子アジアカップ優勝と、その大会のベスト5を受賞。記憶に新しいところでは同年2021年開催の東京オリンピックで主軸として銀メダルを獲得するなど日本を代表するポイントガードでありながらプレー中も『笑顔』を絶やさない姿が印象的なプレーヤー。
宮崎はクラブを通じて以下の通りコメントしている。「このたび、2025-26シーズンをもって、バスケットボール選手としての現役生活を終える決断をしました。小さな頃から夢中になってきたバスケットボール。憧れのENEOSでプレーできたことは、私の人生で大きな夢が叶った瞬間であり、誇りに思っています」と振り返り、「この1年は、ファンの皆さまへのたくさんの『感謝』と『恩返し』の気持ちを胸に、笑顔でプレーを続けていきたいと思います」と語った。