
今シーズンは沖縄県勢初の天皇杯制覇
琉球ゴールデンキングスは6月6日、桶谷大ヘッドコーチ、佐々宜央アソシエイトヘッドコーチとの2025-26シーズンの契約継続を発表した。
京都府出身、現在47歳の桶谷ヘッドコーチは、bjリーグ時代の2008年から2012年にかけて琉球の指揮を執り、チームを2度のリーグ優勝へと導いた。その後、岩手ビッグブルズ、大阪エヴェッサ、仙台89ERSを経て、2021-22シーズンに9年ぶりに琉球へ復帰。復帰1年目にBリーグ準優勝を果たし、翌シーズンにはBリーグ優勝を達成した。
今シーズンは開幕直後から負傷者が相次いだものの、若手選手の台頭もあり、沖縄県勢として初となる天皇杯優勝を成し遂げた。チャンピオンシップでは、絶対的エースである岸本隆一をケガで欠きながらも、チームの総合力でファイナルまで駒を進め、2年連続で準優勝という成績を収めた。
桶谷と佐々の2人はクラブを通して以下のようにコメントしている。「2025-26シーズンも引き続き指揮を執ることになりました。より期待が掛かるシーズンになると思いますが、キングスらしく、良い時も悪い時も皆さんと一緒に進んでいけたらと思います。次シーズンも応援よろしくお願いいたします」(桶谷)
「2025-26、現行B.LEAGUE体制の最終シーズンを、キングスの一員として再びテッペンを目指して戦えることに感謝しています。桶谷ヘッドコーチに横浜アリーナで嬉し涙を流してもらえるよう、ファンの皆さんと喜びを分かち合うことを目標に、一つでも多く、チームの力になれたらと思っています。また、沖縄を熱い一年にしましょうね!」(佐々)