今村佳太

ダンカン「キングスの連覇の力になることはできなくなりました」

琉球ゴールデンキングスが今村佳太との契約継続、ジョシュ・ダンカンの退団を発表した。

今村は191cm92kgのシューティングガード兼スモールフォワード。新潟経営大在学中にプロ契約を結んだ新潟アルビレックスBBで3シーズンを過ごし、2020-21シーズンから琉球でプレーしている。在籍3年目となった今シーズンは60試合中59試合に先発し平均プレータイム26.36分で11.3得点、2.5リバウンド、3.6アシストを記録。ポストシーズンではさらにスタッツを伸ばし、日本人エースとしての地位を確立した。

今村はクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「またこのチームで来季もプレーさせていただける事に感謝しています。積み重ねと、新しい変化を楽しみながら皆さんとまた最高な景色を見られるよう精進していきます。よろしくお願いします!」

ダンカンはアメリカ出身、205cm111kgのパワーフォワード。2008年にフランスでプロキャリアをスタートさせると、その後はイスラエルやドイツを渡り歩き、2018-19シーズンから舞台を日本に移して、千葉ジェッツで4年間プレーした。今シーズンから琉球に加入すると60試合中47試合で先発を務めるなど主力に定着。平均プレータイム22.39分で11.0得点、6.3リバウンド、1.7アシスト、3ポイントシュート成功率46.5%を記録した。安定感抜群のプレーでチームを支え、悲願達成に大きく貢献した。

ダンカンはクラブのリリースで以下のコメントを発表している。「今シーズンは本当に素晴らしい旅のようでした。最後まで勝ち進み、優勝することができました!キングスのファンの絶大なサポートがなければ優勝することはできませんでした。私の沖縄の生活を素晴らしい経験にしてくれたチームメイト、コーチ陣、キングスという組織、そしてすべてのファンに感謝したいと思います。私たち家族は、この素敵な島で素晴らしい一年を過ごせたことに感謝しています。残念ではありますが、キングスの連覇の力になることはできなくなりました。退団は本当に心が痛みますが、前に進んでいかないといけません。沖縄は私の心の中で常に特別な場所であり、ここで過ごした素晴らしい瞬間をこれからも忘れません。みなさんに感謝しています」