相棒デローザンに続き、大型契約を勝ち取る?
デマー・デローザンとともにラプターズを支え、今夏はリオ五輪で金メダルを獲得したポイントガードのカイル・ラウリーが、『The Vertical』に来夏フリーエージェントとなることを明言した。
ラウリーの契約は2017-18シーズンまで残っているが、今シーズン終了後に現行の契約を破棄する権利が盛り込まれている。現状の契約では来シーズンの年俸は1200万ドル(約12億4000万円)だが、もしフリーエージェントになれば大型契約を勝ち取ることになるだろう。
今オフにフリーエージェントとなった相棒のデローザンは、7月にラプターズと5年1億3900万ドル(約143億6800万円)もの大型契約を締結。NBAの収入増加に伴い、サラリーキャップも増額されることから、ラウリーがフリーエージェントとなった場合、同規模の条件が提示されると見られている。
ラウリーは、『The Vertical』に対し、第一希望はラプターズとの再契約と明言している。
「フランチャイズプレーヤーというのは、そのチームになくてはならない存在であり、すべてをチームに捧げている選手のこと。僕のことをそう見てくれているのなら、きっと交渉は簡単なものになる」
来年のオフにはステファン・カリー、クリス・ポールという超大物ポイントガードもフリーエージェントになる。ラプターズが2人の獲得競争に参加しないとは言い切れないものの、ラウリーは交渉について全く心配していないと言う。
「きっと、他のチームと話す必要もないんじゃないかな。デマーは他チームと交渉しなかったしね。おそらく、(フリーエージェント選手との交渉が解禁となる2017年7月1日の)午前0時1分を過ぎたら、契約間近という具合だと思う。もしそうでなければ、他の選択肢についてもオープンに考えるけどね」