イビツァ・ズバッツ

「チームのために良いプレーをたくさんしてくれた」

新型コロナウイルスに感染し合流が遅れていたクリッパーズのイビツァ・ズバッツが実戦に復帰した。ズバッツは療養中チーム練習をZoomで見学しスクリメージ(練習試合)をテレビで観戦していたという。ズバッツは復帰戦で13分間プレーし、2得点6リバウンドを記録。102-106でキングスに敗れたが、30日のレイカーズ戦から再開するシーディングゲームには間に合った形だ。

ズバッツは6月末の検査で陽性反応が出た。無症状だったが倦怠感がひどかったとスクリメージ後の会見で語った。「それ以外は問題なかった。検査を毎日受けてすべてのプロトコルをクリアしオーランドでチームに合流するのを待っていた。ジムにも行けず、身体を動かせなかったのでタフだった。多少練習はしたけどチーム練習や試合の代わりにはならない。できる限りのことはしたが、最初からチームに帯同できればよかった」

久しぶりの試合で「少し息切れした」と語ったズバッツだが、強度の高いシーディングゲームに向けて数日で準備が整うと話した。ヘッドコーチのドック・リバースもズバッツの復帰を歓迎している。

「中断期間中ズバッツはZoomでの練習に毎回参加していて、調子は良さそうだった。ただ、どれだけ練習してもNBAの実戦は違うし息切れするのも当然だ。ズバッツはいつものプレーをしていた。ペイントエリアをしっかり守り、ピックアンドロールをこなしたり、チームのために良いプレーをたくさんしてくれた」

ズバッツの他にも、同じくコロナに感染していたランドリー・シャメットや家族の急用でバブルを離れていたパトリック・ベバリーらは復帰間近となった。バブル離脱中にクラブへ行っていたことが判明したルー・ウィリアムズの復帰は8月3日以降になる予定だ。