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キャバリアーズとのクリスマスゲーム前に『嫌な敗戦』

12月23日にオラクル・アリーナで行われたナゲッツvsウォリアーズは、ギャリー・ハリスが19得点、ニコラ・ヨキッチが18得点9リバウンド、トレイ・ライルズが15得点の活躍を見せ、ナゲッツが96-81で勝利した。

連勝が11で止まったウォリアーズだが、それ以上に深刻な問題になりかねないほど、この日はシュートが決まらなかった。ヘッドコーチのスティーブ・カーは「気持ちが入っていなかった」とチームのパフォーマンスに首をかしげる。「連勝中には起こり得ること」と前置きしながらも「心配なのは、選手たちが楽しそうにプレーしていなかったことだ」と語った。

総得点は今シーズン最低の81得点。得意の3ポイントシュートも、27本中わずか3本の成功に終わった。常に熱気溢れるオラクル・アリーナだが、この日は第4クォーター途中から地元のファンも帰り始める珍しい光景が見られた。ケビン・デュラントは、「シュートが決まらくても、それをディフェンスに影響させてはいけない」と言ったが、選手としての本心をこうも語っている。「でも、バスケットはメンタルが先に立つ競技だ。シュートを決めれば気持ちも乗ってくる。シュートが決まれば観客も盛り上がるから」

敗れたウォリアーズは、ケビン・デュラントが18得点、クレイ・トンプソンが15得点、ドレイモンド・グリーンが10得点を記録。ステフィン・カリーの欠場が濃厚な以上、気持ちを切り替えられなければ、宿敵キャブズとの一戦も落としかねない。