Bリーガーとしての選出は初の快挙

琉球ゴールデンキングスと滋賀レイクスは8月9日、ジャック・クーリーとザック・オーガストがアメリカ代表に選出されたことをそれぞれ発表した。

今回は、8月22日からマナグア(ニカラグア)にて開催される『FIBA AmeriCup 2025』で戦うメンバーの選出となった。FIBA AmeriCupは1980年に第1回が開催され、1993年からは2年毎に開催。これまでにアメリカは7回の優勝を達成している。今回の大会では、12チームが4チームずつ3つのグループに分かれて対戦する。各グループの上位2チームと、3位チームのうち成績上位2チームが準々決勝に進出。決勝に進出した8チームは、グループリーグの最終順位に基づいて1位から8位まで順位付けされる。

アメリカ出身、現在34歳のクーリーは206cm115kgのセンター。ヨーロッパのクラブを中心に活躍をしてNBAのキングス、ジャズで通算23試合に出場した。2019-20シーズンに加入した琉球では3度のリバウンド王に輝き、今シーズンも琉球でプレーをすることが決まっていた。

アメリカ出身、現在31歳のオーガストは208cm110kgのパワーフォワード兼センター。ヨーロッパの名門チームを渡り歩いたオーガストは、2023-24シーズンからシーホース三河に加入し、咋シーズンは60試合中58試合で先発を務め、平均26.08分のプレータイムで12.2得点、8.8リバウンド、1.8アシストを記録。今シーズンに滋賀レイクスへ移籍をしている。

クーリーはクラブを通じて以下の通りコメントしている。「AmeriCupで『TEAM USA』の一員としてプレーできることを大変嬉しく思います。母国のためにプレーする機会は大変光栄であり、USAのユニフォームを着ることは私の夢でした。この機会を糧に、2025-26シーズンのBリーグに向けて、精一杯努力していきます。沖縄に成功をもたらし続けられるよう、常に自己成長のための新しい方法を模索しています。キングスファンの皆さん、いつもありがとうございます。皆さんは世界最高のファンです。これからも変わらず応援をよろしくお願いします」

アメリカ代表は8月13日から18日までマイアミでトレーニングキャンプを行い、その後マナグアへ移動して8月24日にバハマとの開幕戦を迎える。その後、ウルグアイ、ブラジルとグループフェーズ突破を懸けて戦う。