
オーストラリアがカナダに勝利すれば逆転での予選突破に
バスケットボール女子日本代表が『FIBA 女子バスケットボールワールドカップ2026予選トーナメント』の最終戦でアルゼンチン代表と対戦した。
日本は前回のカナダ戦と同様に田中こころ、平下愛佳、東藤なな子、髙田真希、渡嘉敷来夢の5人が先発を務めた。出だしからディフェンスリバウンドをしっかりと取り切ることで得意のトランジションに持ち込むと、3本連続で3ポイントシュートを成功させるなど日本が主導権をつかむ。守っては強度の高いディフェンスでタフショットを打たせ続けた。こうして攻守が噛み合った日本は23-7と最高のスタートを切った。
第2クォーターに入っても、ディフェンスの強度が落ちない日本のペースが続く。序盤は高確率で入っていたシュートが落ち始め停滞する時間帯もあったが、馬瓜ステファニーがバスケット・カウントを獲得し、コートに送り出された直後に朝比奈あずさが長距離砲を射抜くなど、ベンチメンバーの活躍もあり、40-16とリードを広げて前半を終えた。
後半の立ち上がりに0-6と走られたものの、平下が強気に2本連続で3ポイントシュートを沈め、山本も長距離砲で続き、悪い流れをすぐさま断ち切る。インサイドで身体を張り続ける渡嘉敷と高田も得点し、内外バランスの良いオフェンスを展開すると、ここまで苦しんでいた薮未奈海も今大会初得点となる3ポイントシュートを決めてチームは最高の雰囲気に。そして、集中力をまったく切らさない日本は第3クォーター残り2分に平下がこの日5本目の3ポイントシュートを沈めて、リードを40点の大台に乗せた。
アルゼンチンは日本が67-75で敗れたトルコに勝利している。また、初戦で日本が敗れたハンガリーにオーバータイムの末に惜敗と決して、簡単な相手ではない。それでも、日本は第4戦のカナダに勝利したことで自信を取り戻し、アルゼンチンを最後まで圧倒。最終スコア83-39で2勝目を手にした。
日本は平下がゲームハイの17得点を挙げ、今野紀花が12得点、山本10得点7アシスト(ゲームハイ)を記録。また3ポイントシュート成功率は最後まで落ちず53.85%(14/26)を記録し、出場のなかった町田瑠唯以外の全員が得点を挙げるなど、最高の形で最終戦を締めくくった。
これで日本は2勝3敗。この後、行われるオーストラリアvsカナダ戦でオーストラリアが勝利すれば、崖っぷちからの逆転で予選突破となる。