
外国籍選手は全員継続でチームフィロソフィーを高める
アルティーリ千葉は6月16日に、デレク・パードン、トレイ・ポーターとの2025-26シーズンにおける継続契約の締結を発表した。
アメリカ出身、現在28歳のパードンは203cm107kgのセンター兼パワーフォワード。ヨーロッパ各地でプレーした後に2023-24シーズンからA千葉に加入した。今シーズンは全60試合すべてで先発出場をすると半数となる30試合でダブル・ダブルの活躍を見せ、チームハイの10.4リバウンドを記録した。
アメリカ出身、現在28歳のポーターは210cm106kgのセンター兼パワーフォワード。ヨーロッパでキャリアをスタートさせ2022-23シーズンから神戸ストークスに加入した。その年のB2ブロック王に輝くと、2024-25シーズンからA千葉に移籍した。A千葉でもチームトップのブロック数でリムプロテクターとして活躍した。
代表取締役CEOの新居佳英はパードンに対して「B1という新たな舞台で持ち前のリム周りでのプレーや、愚直な姿勢がより高度な競争を勝ち抜くための原動力になる」と期待を込め、ポーターについては「リム周りを制するブロックとリバウンド、そして速攻時には真っ先にコートを駆け抜け遂行力で流れを引き寄せるプレーはチームにとって欠かせない武器」と評した。
パードンとポーターの2人はクラブを通じて「自分のホームと言える場所にまた戻って来れること、嬉しく思います」(パードン)、「また皆さんと一緒に戦えること楽しみにしています」(ポーター)とコメントをしている。
この契約発表をもって、A千葉のロスターが整った。エヴァンスルークが帰化選手枠として加入した以外に大きな入れ替えはなく、今シーズンから続くチームの結束力を武器にB1を戦うこととなる。