
『FIBA 3×3 U23ワールドカップ2025』の出場権は逃す
中国にて6月9日からの1週間で合計6『STOP』(大会)をこなす『FIBA 3×3ユース・ネーションズリーグ2025 -U21-』が閉幕した。3x3U21女子日本代表は全ての大会で決勝の舞台に立つことができず総合4位、3x3U21男子日本代表は『STOP2』と『STOP4』を制して総合2位という結果になった。残念ながらこの結果を持って総合1位に与えられる『FIBA 3×3 U23ワールドカップ2025』への出場権は獲得することができなかった。
男子は唯一の国際大会出場経験の持ち主だった石口直が大会直前に受けたケガの影響により不出場となってしまうが、初出場の4人が奮闘して3度の決勝進出と2度の優勝を勝ち取った。バラダランタホリ玲依は15試合で80得点とチームを牽引する働きを見せた。松本秦も『STOP2』の決勝で11得点を挙げて優勝に貢献するなど世界に通用する証明をした。
女子は2大会連続出場の田平真弥が12試合で53得点と活躍。三次真歩も『STOP3』では1試合で11得点の活躍をして3×3代表経験のある存在感を見せつけた。
このリーグはFIBAが定めるイベントレベルの10段階評価で3番目に位置しており獲得ポイントも高く、今回出場した選手たちは一気にFIBAランキングを引き上げた。男子はいずれの選手も国内トップ15位圏内に、田平は8位から4位へ、森美麗も6位から3位へ急上昇した。6つの大会を戦った選手たちはより多くの経験値を獲得することができ、今後の活躍の糧になる1週間となった。