原は在籍10シーズン目に突入
千葉ジェッツは5月29日、渡邊雄太、原修太、田代直希との2025-25シーズン契約継続を発表した。千葉Jの今シーズンのロスターで契約継続が発表されたのは、昨日の金近廉を含め4人となった。
NBAで長らくプレーを続けた渡邊は今シーズンより主戦場をBリーグに移し、争奪戦の末に千葉ジェッツに加入。圧倒的なパフォーマンスが期待されたが、ケガが続きレギュラーシーズン全60試合のうち35試合出場にとどまり、スタッツは28.1分出場13.3得点5.5リバウンド1.5アシストだった。
渡邊は契約継続に際してコメントを発表。「2024-25シーズンはみなさんの期待に応えることができず、本当に悔しい1年となりました。来シーズンはみんなと共に千葉ジェッツを優勝に導き、最高の景色をお見せできればと思います」とリベンジを誓った。
2024-25シーズンからの複数年契約の2年目となった原は、千葉Jで在籍10シーズン目を迎えることとなった。「チームとして一つも目標達成ができない悔いの残るシーズンでした」とコメントしたものの、原個人としてはチャンピオンシップを含む全試合に出場し、主力の相次ぐケガに伴い新しいプレーや役割に多数挑戦。オールラウンドな活躍でチームを支えた。「2025-26シーズンはもっとチームを勝たせられるような選手になれるよう頑張りたいと思います」という言葉通りの進化に期待がかかる。
長年所属した琉球ゴールデンキングスを離れ、今シーズンより故郷の千葉県船橋市でプレーすることを選択した田代は、ポストシーズンを含め54試合に出場。ディフェンスやルーズボールなどスタッツに残らないプレーでの貢献が光った。2シーズン目となる来シーズンに向けて「地元出身選手としてもっともっと千葉、船橋を盛り上げられるようにアクセル全開でプレーしたいと思います!」と意気込みを語った。
■千葉J2025-26シーズンロスターの契約状況(2025年5月29日13時時点)
【継続】金近廉、渡邊雄太、田代直希、原修太
【未発表】富樫勇樹、小川麻斗、瀬川琉久、菅野ブルース、マイケル・オウ、二上耀、ディー・ジェイ・ホグ、西村文男、荒尾岳、ジョン・ムーニー、クリストファー・スミス
【自由交渉選手リスト公示】トビン マーカス海舟