マイルズ・ブリッジズ

3勝7敗のホーネッツを上向かせる起爆剤となれるか

マイルズ・ブリッジズは2018年のNBAドラフト1巡目12位指名を受けてホーネッツに加わり、2021-22シーズンにはチーム最多の20.2得点を記録。司令塔のラメロ・ボールとの連携は抜群で、このコンビが軸となることでホーネッツの再建は加速していくはずだった。

しかし彼は2022年のオフに家庭内暴力で逮捕され、容疑を認めてはいないものの司法取引で3年間の執行猶予を受けた。昨シーズンは契約がないまま1試合もプレーせず。NBAは今年4月に、彼に30試合の出場停止処分を科した。そのうち20試合は昨シーズンで消化済みと見なされ、今シーズンに持ち越された10試合を消化した。

ブリッジズは今シーズン開幕前に家庭内暴力の保護命令違反を犯し、その裁判を控えているが、とにもかくにも出場停止は明ける。現地11月17日、ホームでのバックス戦で彼はコートに戻って来る予定だ。試合に出れば、彼にとっては2022年4月以来19か月ぶりのNBAでのプレーとなる。

トレーニングキャンプ以来、ブリッジズはすべてのチーム練習に参加し、チームメートよりも多くのトレーニングをこなしてコンディションを作ってきた。復帰を前に会見に応じたブリッジズは「ただただ興奮している。子供の頃に初めて学校に行った日のような気分だ。緊張はない。僕にとってはバスケができないのがつらいことで、またプレーできるのはうれしい」と語る。

家庭内暴力でネガティブなイメージが付いたことは理解している。「僕の復帰がどう受け止められるかは分かっているつもりだ。人々の信頼を取り戻したい。良いプレーをして勝っていけば、僕に対する見方も少しずつ変わると思う。今はただプレーして、できる限りチームの役に立ちたい」

ヘッドコーチのスティーブ・クリフォードは、ブリッジズへの期待をこう語る。「これだけ試合から遠ざかっているのだから、調子を取り戻すのは簡単じゃない。ただ、地道な努力を続ける彼の姿をずっと見てきた。良いプレーをするために、できることは何でもやってきた。本当に一生懸命に練習に取り組んでいる」

昨シーズン後半をケガで欠場したラメロ・ボールは開幕から復帰したが、ホーネッツはここまで3勝7敗と苦戦している。ブリッジズが復帰し、ラメロとのコンビが復活することで流れを変えられるか。ブリッジズの汚名返上のプレーに期待したい。