59試合に先発し平均10.6得点、3.9アシストを記録
広島ドラゴンフライズが寺嶋良、ドウェイン・エバンス、ニック・メイヨ、朝山正悟、アイザイア・マーフィー、船生誠也、ケリー・ブラックシアー・ジュニア、上澤俊喜、カイ・ソット、中村拓人ら10選手との契約継続を発表した。
寺嶋は175cm77kgのポイントガード。2019-20シーズンに京都ハンナリーズでキャリアをスタートさせ、2021-22シーズンに広島へ加入した。今シーズンは、エースガードとして59試合中すべてで先発し、平均26.3分のプレータイムで10.6得点、3.9アシスト、2.3リバウンド、1.4スティールを記録した。高い得点能力はもちろんのこと、要所でのスティールも記録できる魅力的な選手だ。
寺嶋はクラブを通して以下のコメントを発表している。「この度、2023-24シーズンも広島ドラゴンフライズと契約させていただくことになりました。今シーズンはチーム初のチャンピオンシップ出場などを経験することができましたが、チームスローガンの「頂」には立つことができませんでした。来シーズンこそは、皆さんと共に、頂に立てるように頑張りますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします 」
また岡崎GMは「広島のスターティングポイントガードとして、今シーズンは非常に安定してゲームメイクをする力を見せてくれました。来シーズンは、チームを導くリーダーシップを発揮しながら、高いスコアリング能力とゲームコントロール能力をミックスし、さらに成長した姿を見せてくれると信じています」とクラブを通してコメントを発表した。
エバンスは201cm104kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。2015-16シーズンからの4シーズンをドイツで過ごし、2019-20シーズンはイタリア1部のサッサリでプレーした。2020年から戦いの場を日本へと移し、2シーズンを琉球ゴールデンキングスで過ごし、2022-23シーズンより広島に加入した。スピードとフィジカルを生かしたドライブを得意とするエバンスは、201cmのサイズながらインサイドでも力負けせずに戦うことができるチームの要だ。今シーズンは55試合中50試合で先発し、平均28.4分の出場のプレータイムで16.6得点、4,0アシスト、7.6リバウンドを記録した。
メイヨは206cm113kgのパワーフォワード兼センター。イースタンケンタッキー大卒業後、千葉ジェッツでプロキャリアをスタートさせた。キャリア1年目を過ごした千葉ではあまり出場機会に恵まれず、2年目の2020-21シーズンはレバンガ北海道でプレーをした。北海道では得点源として活躍し、得点王にも輝いている。2021-22シーズンから広島でプレーし、今シーズンは55試合中33試合で先発し、平均26.0分の出場のプレータイムで14.2得点、2.6アシスト、5.2リバウンドを記録した。3ポイントシュート成功率は43.9%と高確率で、内外どこからでもスコアできる万能ビッグマンとしてチームを牽引した。
なお、広島は辻直人の退団も本日発表している。