ファーストプレーでアシストを記録
ワシントン・ミスティクスは現地5月6日、2022シーズンの開幕戦でインディアナ・フィーバーと対戦した。先日、渡米した町田瑠唯がこの開幕戦でWNBA公式戦デビューを果たした。
立ち上がりは点の取り合いとなり拮抗した展開に。その中でミスティクスが3ポイントシュートにアリエル・アトキンスのペイントアタックで17-14と勢いをつかみかけた第1クォーター残り4分36秒、町田がベンチから登場した。町田はファーストプレーでドライブからのキックアウトでティアナ・ホーキンスの3ポイントシュートをお膳立て。その後もコートに立ち続け、得点には繋がらなかったが残り1分には、スピードを生かしたペイントアタックでディフェンスを引き付けるなど相手を警戒させた。ボールをよく動かしつつ、スペースを上手く使って得点を量産したミスティクスが31-16とリードして第1クォーターを終えた。
町田は第2クォーターも引き続きスタートから出場。なかなかシュートが決まらず重い立ち上がりとなったが、町田はディフェンスでも足を動かし、体格差で劣る相手に対しても当たり負けしないフィジカルを見せてチームに貢献。残り6分50秒に町田はベンチに下がったが、その後もミスティクスはリードを維持して50-31で前半を終えた。
第3クォーター残り4分27秒から再びコートに送り出された町田は、第4クォーターもそのままスタートから出場。第3クォーターではフィーバーの得点を抑えられず14-21と圧倒されたミスティクスだが、前半で得たリードを維持して64-52で最終クォーターを迎えた。そして、残り8分44秒、スクリーンを使ってディフェンスを交わした町田がセンターからのドライブを決めWNBA公式戦での初得点をマークした。その後もミスティクスがリードを守り、最終スコア84-70で勝利した。
町田は17分の出場で2得点2リバウンド2アシストを記録。スタッツこそ伸びなかったが、開幕戦から持ち前のスピードにハードな守備で存在感を発揮した。