女子日本代表は2018年の前回大会でベスト8進出ならず、悔しい結果に
2022年9月22日から10月1日にかけてオーストラリアのシドニーで開催される『バスケ女子ワールドカップ2022』の組み合わせ抽選会が、本日3月3日にシドニーで(日本時間17時から)行われる。
2月上旬に行われたワールドカップ予選を経て、オーストラリア、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カナダ、中国、フランス、日本、韓国、ナイジェリア、ロシア、セルビア、アメリカの12カ国がワールドカップ本大会に出場を決めた。なお、オーストラリアは開催国として、アメリカは東京オリンピック優勝国として出場する。
しかし、FIBAが現地3月1日にロシアに関してFIBAが開催する競技会から排除する声明を発表したことにより、抽選会ではロシアの出場枠を現時点では未定、『TBD』(To Be Determined)としている。今後、ロシアが参加していたワシントン・サントドミンゴ予選大会から本大会に出場するチームを決定する予定だ。
この抽選会では、12チームをグループAとグループBに分ける。本大会では各グループの上位4チームがベスト8に進出し、そこからはトーナメント方式で対戦していく。なお、3位決定戦も行われる。
抽選方式はPOT1にFIBAランキング上位のアメリカ、オーストラリア、カナダ、ベルギー、フランス、中国が入る。その他の日本、セルビア、韓国、ナイジェリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、TBDがPOT2へ。
ただし、POT1のうち、上位2つのアメリカとオーストラリアは別グループに分かれることが決まっている。また、地域性を考慮してアメリカとカナダ、オーストラリアと中国、ベルギーとフランスも別グループに配属される。POT2も同様で、日本と韓国、セルビアとボスニア・ヘルツェゴビナは別グループになる。
女子ワールドカップをオーストラリアで行うのは1994年大会以来で2回目となる。女子日本代表は2018年に行われた前回のスペイン大会では、ベスト8進出ならず悔しい思いをした。トム・ホーバスから恩塚亨へと指揮官が代わり、このワールドカップは新体制で挑む初めての大きな大会だ。前回大会の雪辱を果たし、そして東京オリンピックのメダリストとして挑む女子日本代表に期待したい。