米須玲音

若干19歳ながら、指揮官も戦力として見なす逸材

川崎ブレイブサンダースは先週末に行われたレバンガ北海道戦で負傷した米須玲音が、全治未定の右肩関節脱臼と診断されたことを発表した。

米須は176cm63kgのポイントガード。東山高校では世代を代表する司令塔として活躍し、3年時にはウインターカップ準優勝へとチームを導いた。高校卒業後は日本大学に進学し、1年生ながら先発に名を連ね、4月の関東大学バスケットボール選手権大会では日大にとって15年ぶりとなる優勝に貢献し、自身もアシスト王に輝いた。

昨シーズンに続き、特別指定選手として入団した米須は、ここまで9試合に出場し、平均5.6分のプレータイムで2.1得点、1.0アシストを記録していた。1月3日の三遠ネオフェニックス戦では、佐藤賢次ヘッドコーチが「戦力として機能している手応えがあります。今日は彼が出ている時間帯が一番、流れを作れていた」と語るなど、数字以上にチームにフィットしていた。

なお、川崎は「今後の治療および試合復帰に向けたリハビリについては、所属先の日本大学とも協議のうえ、当クラブにて責任を持って取り組んでまいります」とコメントしている。