ケリー・ウーブレイJr.

リーグトップのオフェンス力が爆発、記録ずくめの一戦に

現地1月16日、アウェーでペイサーズと対戦したホーネッツは球団タイ記録となる24本の3ポイントシュートを沈め158-126で快勝した。そして、この158点は今シーズンのNBA最多得点となり、アウェーチームが挙げた得点として歴代5位の記録となった。

ベンチからの出場ながら、ケリー・ウーブレイJr.は10本の3ポイントシュート成功を含む、キャリアハイの39得点を挙げてチームを牽引した。ウーブレイJr.は史上5人目となるベンチから10本以上の3ポイントシュートを成功させた選手となったが、「僕たちは第3クォーターでゾーンに入って、そこから誰も振り返らなかった。今日は誰も数字を追っていなかったし、ただハードにプレーしたかっただけなんだ」と語り、純粋な勝利への意欲がこの結果に繋がったと主張した。

ホーネッツはウーブレイJr.を含む4選手が20得点以上を挙げたが、ラメロ・ボールは29得点13アシスト10リバウンドで今シーズン4度目のトリプル・ダブルを達成。レブロン・ジェームズと並び、21歳未満の選手のトリプル・ダブル数で3番目に多い記録となった。また『Elias Sports Bureau』によれば、ボールとウーブレイJr.はトリプル・ダブルと10本以上の3ポイントシュート成功を同時に達成した史上6組目のコンビになったという。

このように記録ずくめの一戦となったが、チームの力を信じている指揮官のジェームズ・ボーレゴにとっては驚きではなかったようだ。「このような試合があるのは当然だ。次々と活躍する選手が出たことで攻撃的な試合をし、ディフェンス面でも素晴らしい第3クォーターを過ごしただけ。それで試合をひっくり返したんだ」

オフェンスが好調なホーネッツは直近の試合で7勝を挙げ、東カンファレンス7位につけている。1試合平均114.9点(リーグトップ)という爆発力を持つホーネッツだけに、現在の東カンファレンス7位からさらに順位を上げストレートでプレーオフに進出する可能性は十分にある。