写真=Getty Images

まずはクリッパーズでのラストシーズンに全力

キャリア19年目となる2016-17シーズンを最後に現役を退くことを表明していたポール・ピアースが、来夏にセルティックスと契約して、セルティックの選手として現役引退することをラジオ番組で発表した。

このプランは現在の所属先クリッパーズのヘッドコーチと球団社長を兼任するドック・リバースが以前からメディアに語っていたプランで、「ピアースが引退する場合は、セルティックスの選手としてコートを去るべき」という自論を展開していた。

『Bleacher Report』によればピアースは、「セルティックスの一員として引退することは、自分自身のため、そしてファンに対する敬意として、やるべきだろう」と話したという。

ピアースは、1998年のドラフト全体10位でセルティックスから指名され、それから2013年まで在籍。2008年にはケビン・ガーネット、レイ・アレンとのビッグ3を中心としたチームで優勝を果たした。

おそらく、MLBなどで見られる功労者との1日限定契約を結び、有終の美を飾ることになるだろう。最後の花道は決まった。あとは、地元ロサンゼルスでの優勝を目指し、全力で最後のシーズンに臨むだけだ。

ヘッドコーチのドック・リバースはセルティックス時代からの師弟関係にあたり、今回のプランを後押しした。